まどほむ百合百合日記☆3
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ないため、すぐに飲み込んでしまったけれど、まどかがあーんをしてくれたっていうだけで、何故かすごくおいしく感じる。
まどか「えへへ、ご褒美は放課後にね?」
ほむら「ほむ?放課後?どうして?」
まどか「それは内緒だよ!楽しみにしててね♪」
ほむら「わ、分かったわ」
イマイチまどかが何をしようとしているのかが分からない。だけど、別に嫌な気分ではない。それは当然だろう。好きなまどかからご褒美という題目を与えられたのだから。
こんな風に言うと犬みたいだけれど、実際犬だって幸せを積みたいがための単純な生き物なのだ。それで犬みたいと言われても、別に恥ずかしくなどない。むしろまどかを愛せている証拠なのだと、嬉しく感じる。
キーンコーンカーンコーン
ほむら「あ」
まどか「予鈴鳴っちゃったね」
ほむら「またあの長い授業を受けるのね…」
まどか「そうだね…授業を受けてるだけで何故か精神だけ年を取ったような気分になるよ…」
ほむら「全く同感だわ。ほんと、授業って地獄か何かかしら…」
まどか「えへへ、それは言いすぎだよぉ〜」
ほむら「そうかしら。とにかく行きましょう」
まどか「うん!」
私とまどかは弁当を片手に教室へと戻っていく。
さて、5、6時間目。どうやって乗り切ろうか。私の壁は想像以上に大きいわ…。
何ともなく壁を乗り越えられた。
うん、まどかの妄想をしていると簡単に時間が経つわ。これは新しい経験値を手に入れたわね。
まどか「ほむらちゃーん、か、え、ろ☆」
ほむら「もちろん、帰りましょう」
さやかは何も声を掛けてこない。仁美もまたそうだ。二人に何かあったのだろうか?上条恭介のことだろうか…。だけど、二人は告白はまだしない。そう協定を結んでいたはず。では一体なぜ…。まさか仁美が切ったのだろうか。告白せずにはいられませんわ!みたいな感じなのかしら。まあ、二人の問題は二人が解決するでしょう。私やまどかが横から言うことではない。
まどか「今日はほむらちゃんの家に行っていいかな?」
ほむら「え?いいけど、何もないわよ?」
まどか「ううん、ちゃんとあるよ!」
ほむら「へ?いえ、だってあの家を見たら…」
まどか「ほむらちゃんがいるじゃない」
ほむら「そういうことなのね。ええ、よければ上がっていって」
学校から足早と私の家に向かう。その間にまどかは誰かと電話で喋っていたけど、なぜかまどかが小声にするせいで聞こえなかった。両親にでもしているのだろうか?
まどか「ほむらちゃん、ご褒美はほむらちゃんのお家であげるね♪」
ほむら「ええ、お願いするわ」
私の家に着く。私の家で揺れていた振り子は既に外しており、ワルプルギスの模型
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