第1話
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長は…
信長「鼓を打てぃ!」
〜人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり ひとたび生を得て 滅せぬ者の 有るべきか〜
敦盛を一つ舞い、暗闇の中数名の兵を引き連れて清洲城を後にするのだった。
一方、信長が出陣した後の清洲城では
成政「大変だ大変だぁあああああああああああああ!」
勝家「どうした騒々しい」
成政「あっ壬月様!実は久遠様が数人の兵を連れて出陣しちゃったみたいなんです!」
勝家「何・・・だと!何故気付かなかった!」
成政「それが気付いた兵も夜の番で見回っていて偶々見たってだけらしくて!」
勝家「くっ…このような時に…殿は何を考えておるのだ!和奏!直ちに軍を集めろ!ほかの三若も叩き起こせ!麦穂にも連絡をつけろ!我らも殿を追うぞ!」
成政「は、はい!」
成政が兵を集めるために動き出し、勝家も出陣の準備を始めるのであった。そして約一刻、将兵約千名が集まり出陣の合図を待っていた。
勝家「我らが殿がいつの間にか出陣なさったと知らせが入った、これより殿の元に参るぞ!」
長秀「かなりの強行軍となると思われます。付いて来られぬ者は自分の速度で構いませんがなるべく早く、殿の元に急ぎなさい!」
織田兵「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」」」
勝家「和奏!殿は何処の方角へ出られた!」
成政「は、はい!守備兵によると、久遠様は熱田神宮の方へと出られた模様です!」
利家「わふ!?熱田神宮?久遠様何しに行ったんだろう?」
一益「んぁ〜久遠様だし〜何かお考えがあるんだよ〜それよりも〜早く久遠様を追ったほうが、いいんじゃないかな〜と雛は思うのだよ〜」
勝家「雛の言うとおりだな。では出陣する!必ずや殿の元に追いついて見せようぞ!」
柴田勝家の号令が下り、各将兵が駆け足で出陣する。果たして信長の元には間に合うのだろうか。そして信長の考えとは如何なるものか…
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