第1話
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戦国†恋姫 外史に飛ばされし者 第1話
この時代、最も天下を統一する力を持っていたのが三河、遠江、駿河を収めていた今川義元である。義元は京を目指し2万5千の兵を率いて駿府館を出発する。それに際し、最初の障害となるのが尾張を収めている織田久遠信長であった。
今川義元が尾張を攻めようと出陣したその時、信長のいる清洲城に1人の草が駆け込んできた。
尾張 清洲城
兵士「申し上げます!」
信長「許す!」
兵士「今川勢2万5千、駿府館を出立し、我が国を攻め立てんとしているとの由、あと数日で沓掛城に入る模様です!」
信長「苦労。下がって休むが良い」
兵士「はっ!」
報告を終えた兵士がイソイソと下がっていった。
女性「殿。いかがいたしましょう」
信長「壬月か…ふむ…」
壬月…この者の名は柴田権六壬月勝家という。勝家は最初、信長の妹信行に仕えていた。信行は姉信長に対し挙兵する、信長と敵対するがそれに敗れ、信長、信行の母の取り計らいで林秀貞、柴田勝家共々赦免された。世間では、鬼柴田、掛かれ柴田の異名を持ち畏れられている。
女性「今川勢2万5千に対し、我が織田勢はいいとこ3千が限度でしょう。兵法の基本では後手に回ってるのが現状ですね」
勝家「今川が攻めるとすればまずはどこになる?」
女性「我が領土は他国に比べて多くはありません。なので丸根砦、鷲津砦、善照寺砦、中島砦に兵を配置して迎え撃つべきでしょう」
この物腰の柔らかい者の名は、丹羽五郎左衛門麦穂長秀。長秀は軍事だけではなく、政治面においても優れた手腕を発揮でき、柴田勝家と並ぶ、織田家の双璧とも呼ばれており、鬼五郎左、米五郎左とも呼ばれている。
勝家「となると…我らが取る手は…籠城か…」
長秀「それしかないでしょう…今の所、我らに打つ手はありませんね…」
勝家「三若、お前たちの意見はどうか?」
勝家に促され、三人の若武者たちが自分達に聞かれたことに気付く。すると赤い髪の若き将、佐々内蔵助若菜成政が意見を述べる。
成政「はっ!ぼくは野戦をするべきだと思います!」
勝家「ほう…それは何故だ」
成政「いくら籠城しても各個撃破は時間の問題。なら打って出て直接義元公を叩くべきではないでしょうか!」
この佐々蔵之介和奏成政は、信長の馬廻り衆であり、母衣衆という部隊、成政は黒母衣衆を率いている。
女の子「ふにゅ〜でも和奏ちん、相手は私達より兵が多いんだよ?その辺はどうするの?」
このまったりしたしゃべり方をする女の子は滝川雛一益という。一益は忍の里甲賀の出身であり滝川衆を率いている。佐々成政とは仲がいい。
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