人生リセットボタン
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『んじゃ、“氷牙吹雪”を卒業するか』
吹雪は、吹っ切れる様に頭の後ろに手を置く。
神様「名前変えるの?」
『流石にONE PIECEで、その名前はタブーだろ』
神様「でも、ホントの名前で呼ぶ人居なくなるよ?」
『……良いよ』
神様の言葉に、吹雪は間を空けて答える。
『お前が名前で呼べば良い話じゃん』
神様「!」
付け足す様に、平然と答えた吹雪。
それに対し、予想外だと驚く神様。
『そう言えば、お前名前は?』
神様「俺には、そんなの無いよ」
『ふーん』
神様の答えに、薄っぺらな返事を返す吹雪。
『じゃあ、お前は今から、リュ-クだ』
神様「えっ…?」
いきなり決めた事に、間抜けな声を出す神様。
『ウチはそう呼ぶから。まぁ、拒否権無いけど』
神様「ハハハッ(笑)やっぱり吹雪を選んで正解だった!」
すると、彼は嬉しそうに笑って喜んだ。
神様「じゃあ一つだけ、新しい世界に持って行きたい物とかある?」
『う〜ん…。じゃあ―――』
神様「…ホントに良いの?」
吹雪の注文に、思わず聞き返す神様。
『―――が無いと、ウチの世界、成立しないから(笑)』
すると、神様は安心する様にホッコリと笑った。
さぁ!
第二の人生を楽しもうじゃないか♪
to bo continued
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