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『八神はやて』は舞い降りた
第1章 悪魔のような聖女のような悪魔
第12話 俺が赤龍帝だ!
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があってもか?」

「死ぬつもりはないですよ。俺が死んだら彼女は気に病むでしょうし。必ずアーシアを助けて生きて戻ってくる。俺がやるべきは、それだけです」

「――そうか」


 なぜいまさらになって、そのような質問をするのか。
 疑問が顔に出ていたのだろう。
 少し苦笑したシグナムは――


「アーシア・アルジェントの奪還には、我々も協力する。安心するとよい――むろん、お前の決意の程もみさせてもらうぞ?」


 と、力強く言った。


 ――その姿は、歴戦の戦士のようでとても心強かった
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