暁 〜小説投稿サイト〜
少年少女の戦極時代
第11話 爆誕! アーマードライダー月花
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
両手に、フィギュアスケーターのように回転(アクセル)をかけてインベス2体を叩き抉った。

 インベスからの攻撃は受けるのではなく避けるほうに専念する。変身して等身が伸びたといっても、軽さだけはどうにもならないと、試運転で知ってたからだ。

(お兄さんのとこには行かせない)

 足を前後180度に開いてしゃがみ、その態勢のまま、ブレイクダンスの要領でインベスの足を蹴って転ばせる。即座にバク転で離脱し、月花は両手に紅い実の形をした、手に握り込める小ささの手榴弾を持った。

 D(ドラゴン)F(フルーツ)ボム。DFバトンと同じで、ドラゴンフルーツアームズのもう一つの基本装備だ。

 そのプチ手榴弾を月花はインベス2体に投げつけた。
 着弾、そして、二つの小爆発。

「やったぁ!」

 後ろのチームメイトが快哉を上げた。だがまだ月花は油断しない。二回目のDFボムを出す。

 案の定インベスは健在だったので、敵影がちらっと視えるや、月花は再びDFボムを投げつけ、爆破した。

(あたしのほうは、初戦にしてはイイかんじ。ヘキサのお兄さんは?)

 2体の挟み撃ちを上手く捌きながら、月花は、バロンと戦う龍玄に目をやった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ