暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
金字塔のデストロイヤー
閑話1
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は難しいでしょう。私達はともかく、上級の一部と中級の大半は危険視していますから』

『こっちだと、なんとか自分達の得になるようにあれこれして怒らせて殲滅されるだろうな。使い難いにも程がある人材だよ』

「となるとやはり独立勢力として動いてもらうのが一番だね。ミカエル、アザゼル、先に選抜した技術者を集めて転生天使を作る為の道具を作ろう。正式に同盟を組む際に、彼に悪魔の駒と一緒に渡して独立勢力を作ってもらう。その際にある程度こちらからの譲歩を行う。おそらくは人材関係になるはずだ。その方向で大丈夫だろうか?」

『とりあえずはな。細かい所は追々と言いたいが、その前に一度直接会わせろ。お前達はそれなりに面識があるんだろうけど、こっちはそうじゃねえ。直接会って確かめたい』

「それは構わないよ。細かい所を調整する際に彼にも同席してもらおう」

『ついでにこっちで勝手に接触しても構わないか?』

「出来ればいきなり会うのは止めて欲しいね。妹を刺激すると彼まで機嫌が悪くなるから。今回も事前に何かあった時に連絡する様に伝えてあったそうなのだが、連絡を行わなかったみたいでね。他にも妹が自分を使ってくれない事に不満を持っているから、今更王として振る舞われると神経を逆撫でされるだろうね。力の確認すらしていなかったから評価がだだ下がりだ。来年の契約更新時に出奔しそうな位に。そうなると妹の眷属の半分は一緒に付いて行ってしまうだろうね」

『どんだけ人望が無いんだよ、お前の妹』

「逆だよ。彼に力と魅力がありすぎるんだ。どうする事も出来ずに困っている所に手を差し伸べて救ってくれる存在に魅かれるのは当然だろう?」

『まあ、あの年齢でそこまでしっかりとして、実力と魅力も十分なら分からないでもないな。出来ない事の方が少なそうだし、根は善良みたいだし。聞いている限りでは、もし出来ない事でもなんとかしようと努力するだろうな』

『ただ、自分に関する評価をまったく気にしていないのがマイナスですけどね。教会から追われる様になった件も少しは周りの事を気にしていれば十分に防げていましたから』

「悪魔に転生してからは多少は気にする様にはなっているよ。まあ、別の方向に頑張って肉体を変化させて、人間に戻ってから教会の整備や掃除をしているんだけどね。そういう裏道や抜け道を巧みに潜り抜ける辺りが多少目立つけど」

『何かしたのか?』

「あとから聞いた話なんだが、レーティングゲームでフェニックスの涙以外の回復アイテムを上級悪魔一個大隊が一ヶ月無補給で全力戦闘が出来る量を用意していたみたいだ」

『……突っ込みどころが多過ぎて何処から突っ込んでいいのか分からねえな』

「だろうね。基本的に魔剣のオーダーで資金は十分で、生活は質素とまでは言わないがそれで
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