暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
金字塔のデストロイヤー
閑話1
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ザゼル、最悪の物だった場合どんな物だと思う?」

『そうだな。前者の二つを含めた上でブースト機能もあると考えるな。それから50mという巨体も不味いな。龍ですらパワー負けするだろうな。その上でその巨体が振る剣を作れるとなるとオーフィスやグレートレッドじゃないとどうする事も出来ないかもしれん。間違ってもオレ達でなんとか出来るもんじゃねえな』

『おそらくですが創造は可能でしょう。彼の禁手化、固有結界と言いましたか?あの結界内にそれらしき物が紛れていたと報告が上がっています。さすがにコカビエルに対しては使っていなかった様ですが』

「やはりか。やはり敵対するのは避けた方が良さそうだ」

『人質や暗殺も駄目だろうな。人質なんか取ればどんな物が飛んでくるか分からねえし、暗殺と言ってもどうやって気付かれずに一撃で殺すんだよ』

『彼、隠蔽系、転移系、索敵系はかなり充実してますしね。教会から追われる一件も普通にガブリエルに挨拶してから追撃を振り切って完全に行方知れずになっていましたし』

「私も初めて会った時は驚いたよ。部屋中に隠蔽系の魔剣を突き刺して結界を張っていてね。目の前に居るのが分かっているのに見失いそうになる位だったよ。今、同じ事をされると完全に見失うだろうね」

『万能過ぎるな。方法としては成長した赤龍帝が倍化を完全に溜めた状態で誰かの転移で懐に潜り込んで最高の一撃を加えて完全に消滅させるしか無いだろうな。それすらも躱されそうで微妙なんだが』

「それもあるが、基本的に二人は仲が良いからね。普通に断られるだろう。それこそ彼が世界の敵にでもならない限り」

『してみるか?』

「デメリットしかないだろうね。彼が作った剣は彼の意思一つで爆破出来るんだ。そんな事をされると私達は種としての危機に陥る。今の冥界では彼の剣を持っていない家の方が少ない。フェニックス卿の様にコレクションしている人も居るから非戦闘員にも危害が及ぶ可能性が高い」

『天界も似た様なものですね。彼は自分の好きな場所に剣を創造出来ますから。天界の重要拠点に大量に作られると一瞬で片がつきます。私達の負けでね』

『となると、一番有効に奴を使うには』

「三勢力何処にも所属せずに特定の事体においてのみ、その力を振るってもらうのが一番だろうね」

『抱え込む気は無いのか?』

「少なくとも悪魔では無理だと判断している。彼を使いこなせる様な人材は私達魔王勢やランキング上位の一握りだけだろう。無理を言って妹の眷属にはしてみたんだけど、不満ばかり溜めてしまっているみたいだね。セラフォルーの妹ならそんな事はなさそうなんだけど、やっぱり使いこなす事は出来そうにないね。彼は単独で勢力になれる人材だからね」

『天界では危険視している者が多いので抱え込むの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ