第二十七話
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けていった。逃がすつもりの無いオレは変身を解き、影の中から紅い槍を取り出す。そして魔力を槍に大量に叩き込む。
「刺し穿つ死刺の槍」
オレは真名解放と共にオレはその槍を虚空に突き出す。それだけ、それだけにも関わらず空を飛んでいた転生者は胸を抑えながら地面に落ちていった。
「一体彼に何をしたんだい?」
タカミチが不思議そうに聞いて来るので正直に話してやる事にした。
「こいつも概念武装の1種でな、対象の心臓を穿つという結果と槍を突くという因果を無理矢理つなげるという概念が施されている。欠点はアホな程魔力を持っていかれる。タカミチだと一回使えば魔力が空になるだろうな。ちなみに第2種封印指定の代物だ」
「なら彼は」
「死んだだろうね。これから死体の確認と処理に向かう。学園長、明日そちらに教師としての契約に向かうから今日はこれで帰らせてもらう。店の方は一週間後に開く。それと言っておくがオレの家族に手を出せばアリアドネーを、木乃香に手を出せば関西呪術協会を敵に回すという事だけを徹底的に教え込んでおけ。これが最後通達だ。エヴァ、子供達を頼むぞ」
「わかった。さあ、帰って早く寝ようか」
エヴァが影のゲートで子供達と一緒に帰るのを見送ってからオレは転生者が落ちた場所に向かう。
そこには心臓に穴が開き、グチャグチャになった死体があった。確実に死んでいるのを確認し、上位神に教えられた魔法を唱える。
「ーーーーーーー」
人間には発音できるはずの無い、音の様な詠唱が終わると同時に死体が消え去る。
「これで終了。しかし転生者が現れたという事はこれから何かが起こるという事か、注意だけはしておこう」
「これから何が起こるか知りたいかい」
「フェイトか」
いつの間に来たのか後ろにフェイトが立っていた。最近、感情というのが生まれてきたらしく中々人間らしくなってきた。転生者の話もしてあるのでたまに手伝ってもらう。
「元老院がまた良からぬ事を企んでいるみたいでね」
「しつこいな、今度は何をするつもりなんだ」
「何でもナギが暮らしている村を襲うつもりらしい」
「.....................はぁ?」
「ナギに双子の子供がいるのは知っているだろう」
「ああ、手紙が送られてきたからな」
「その子供を英雄に祭り上げる為に闇を植え付けるらしい」
「バカじゃないのか、ナギとアリカを相手にどうするつもりだよ」
「そこが疑問なんだがとりあえず注意だけは怠らないでね」
「分かった。こいつは情報料だ」
オレはメモ帳をフェイトに投げ渡す。
「へぇ、『教授』直伝のコーヒーのブレンドの内容かい。これ
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