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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第2-8 戦闘終了
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ます。本当なら私と智恵理さんは、そこまで歳は離れてないんですよ。」
楓は微笑みながら話していた。しかし、和也は智恵理について言わなければならないことがあった。それは、智恵理の過去を聞いて決めていた。
「智恵理の過去は分かった。それならなおのこと智恵理はもうMSに乗せない事を提案する。」
「・・・そうですね。今の智恵理さんの精神状態じゃいけませんよね。」
「当たり前だ。例え、どんな理由であろうとあのような勝手な行動をとられては部隊として成り立たない。それ以上に智恵理が死んでしまうかもしれない。だから、彼女を外すべきだと思う。彼女の命を預かる隊長として。」
和也は、隊長として仲間として智恵理を外すべきだと考えていた。それが、無駄な血を流さないための方法であると分かっていたからであった。1人の勝手で他の誰かや本人が傷付くのは明白であった。
「分かりました。彼女は、ブリッジ要員にさせます。それでいいですか?それで、もうひとつの要件とは?」
「それは、先程戦闘していた部隊とソレスタルビーングのパイロットが俺達の事を知ってるみたいだったがどういう事だ?俺達は、彼等と合ったのはあれが初めてのはずだが? 」
「それについては私が説明しましょう。」
すると、何時からそこにいたかは定かではないがテンプルの姿がそこにはあった。テンプルは、器用にテーブルの上に登り向き合った。
「あれも次元干渉の影響によっての現象ですね。」
「次元干渉の影響?それは、一体・・・」
楓も実際に分かっていなかったらしくテンプルに質問した。
「今、この世界は様々な世界が入り乱れていることは話しましたよね。そして、その時間軸もバラバラで曖昧。それは、この世界で常に微量ながら次元干渉が行われているからです。」
テンプルの説明によると世界では常に次元干渉が起きていてその干渉内では問題ないが一歩でもその干渉内から出て再び同じ所へ向かっても同じ時間軸には行くことはない。
「まあ。干渉数値を計算するばある程度の時間軸の把握は出来ますが多少のズレはありますがね。」
「で?それとこれとどういう関係があるんだよ。」
「その影響が私達にも起きてるんですよ。次元干渉がによって私達の未来起きるかもしれない事情も読んでしまっているんです。先程の部隊は恐らく彼等にとっては過去の出来事で私達と出会っているかもしれませんが私達にとっては未来の出来事になるかもしれませんね。まあ、それでも確定の未来ではありません。もしかしたら私達が取る未来の1つと言うことです。」
そこまで次元干渉の影響が強くなってきているとテンプルは付け足した。
「つまり、こらから先彼等みたいな敵と当たるかもしれない。と言うことですか。これは、色々と厄介な事になりそうですね。」
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