40部分:39:ガジェットドローン
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
39:ガジェットドローン
ミッドチルダ臨海空港火災から1年と少し、中学卒業を期に生活の拠点をミッドチルダへと移した一人暮らしなので、あまり大きくないマンションを一室借りている。
実家は士郎に頼んで管理してもらう事にした。
マンションは海が近く、また八神家…はやて、なのは、フェイトもミッドで生活している…にも程近い。
そのためか実家の延長のような感じでヴィータが休み前や休みの日に来ている事も多い、しっかりと実家から茶碗や生活道具なんかも持ってきている。
そんな中、臨海空港の火災に似たような事件が、幾度か発生していた、但し全て無人世界でだが。
無人世界のはずなのに、高度な魔力集積の実験場などが残されており、幾度か問題になっている。
はやてやフェイトはそれらに関して色々と調査しているようだ…良彦は基本通常任務であり、そちらの事はあまり判らない。
その日も、違法技術の研究所の検挙と言うことで、何時もの小隊…良彦とヴィータ、二人のフロントアタッカーに、センターガードの小隊長、ウィングガード1、フルバック1…で向かっていた。
無人の管理世界、その一角森にまぎれるように作られた建物が見える。
「目標の建築物を視認…周囲に動体反応あり、自動機械の様子です」
サーチャーを飛ばしていたフルバックの隊員が報告してくる。
「なら、遠距離から射撃で自動機械を沈黙させ、即座に突撃する…時間との勝負だと思え」
小隊長が指示をだし、それぞれが魔法の準備に入る。
良彦は周辺の警戒だ…射砲撃素質皆無なので。
小隊長以下4名、3名は普通に魔力スフィアが、ヴィータの前には8つの鉄球が浮かんでいる。
「よし、撃てっ!」
掛け声と共に幾つも浮いたスフィアから魔力弾が打ち出され、ヴィータも…
「アイゼン」
『シュワルベフリーゲン』
8つの鉄球を4つずつ2回に分けて連打、赤い魔力光に包まれ標的へ飛来する。
が…楕円のような形をした自動機械の直前で魔力弾は消失、ヴィータのシュワルベフリーゲンは魔力を消されながらも、目標を打ち抜き、4機撃墜、4機に損傷を与えている。
それを見て小隊長が…
「AMF、なのか?」
AMF…アンチマギリングフィールド、魔力結合・魔力効果発生を無効にするAAAランク魔法防御である、ちなみに『凪』もこの性質に近い物を持っている。
「ヴィータ、いけっか?」
「当然、あの程度ならわかってればぶち抜ける」
「隊長、援護お願いします、此処はベルカ式のほうがやりやすい」
先ほどの射撃で、10数対の自動機械が向かってきている。
「判った」
小隊長の言葉と共に、良彦とヴィータは突撃を開始、ウ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ