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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第241話】
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はぃ。 たまにですけど、近状の報告したり……してます」
「……そっかぁ……。 ……もし、寂しいなら日帰りでもいいから一度国へ戻るのはどうかしらぁ? 代表候補生だと、訓練浸けになるかもだけど、会ってすぐ帰るのも少しは寂しさが紛れるわよぉ? ……または、誰かにハグされるといいかも♪ こんな感じで♪」
そう言って母さんは洗い物をしていたシャルの背後から抱きつくと――。
「わあっ!? お、お母さんっ。 急にだとびっくりするよっ!」
「うふふ♪ 急にじゃないとヒルトは嫌がるから〜」
「い、いや……。 嫌がるってよりは恥ずかしくなるんだが……」
実際、母さんは美冬と並ぶと姉妹にしか見えないし、俺と並ぶと恋人同士に間違われたりするからな……しかも、ハグを躊躇なくするから余計に。
少し思い悩んでいた鈴音が顔をあげると――。
「そう、よね。 ……うん、近いうちに日帰りで中国に戻ろうかな? ……あ、ありがとぅ……真理亜さん」
「うふふ。 ヒルトにはお礼言わないのぉ?」
「う……。 ――あ、あんたも……ありが……と」
「……大した事は言ってないけどな」
ニッと笑顔で応えると、未来が俺を見ながら――。
「……こうやって無自覚にセシリアやシャル、ラウラって落としていったのかな……?」
「……落としたって……。 そんな恋愛ゲームじゃないんだし……。 ただ、友達なら力になってあげないとって思って色々しただけだよ。 ……まさか、恋人候補に発展するとは当時は思わなかったが……」
最後の方は聞こえないような独り言を呟いた為、聞いていた皆が頭に疑問符を浮かべていた――と。
「……さて、シャルちゃんご苦労様〜。 お母さん、少し部屋で休もうかなぁ〜。 お父さんの渡米準備の手伝いも兼ねながらねぇ」
そう言いながら俺に向かってウィンクすると、ゆっくりとした足取りでリビングを後にした母さん。
……ウィンクの意味がわからなかったが……。
「……皆で何かして遊ぶか? 一応俺んちは一通り遊ぶ道具やゲーム何かはあるが――」
そう俺が言ってる途中で、鈴音がニヤリと笑うと――。
「ふふん。 こんなこともあろうかと思って、あたしが用意してきてあげたわよ。 感謝しなさいよ、ヒルト? 皆?」
持っていた紙袋を手渡してきた鈴音。
中を覗くと定番のトランプや花札、ボードゲーム系のモノポリーに人生ゲーム等々の多種多様なカードゲーム及びボードゲームが所狭しと溢れていた。
「……凄いゲームの量だな。 しかもアナログなカードやボードゲーム系の……。 鈴音、据え置き本体用のゲームパッケージとか無いのか?」
「あ、あ
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