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久遠の神話
第六十八話 集う女神達その十三
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いましょう」
 樹里はこれまで話していたそうした話していても聞いていてもあまり気持ちのよくない話から微かな笑顔になってこう上城に言った。
「もう少しね」
「下駄箱まで?」
「クラスまでよ」
 そこからもだというのだ。
「一緒にいましょう」
「うん、それじゃあ」
 上城も微笑んで応える、そしてだった。
 二人で共にクラスまで向かう、するとだった。
 二人の横からクラスメイト達が笑顔で声をかけてきた、そして言うことは。
「おはよう」
「おはよう」
 明るい挨拶だった、二人も笑顔で挨拶を返した。
「今日も楽しくね」
「うん、やっていこう」
 こう話すのだった、その朝にだった。
 またはじまろうとしていた、新たな役者達が舞台に出ようとしていたのだ。だが今は二人は平和な日常の中にいた。


第六十八話   完


                               2013・5・14
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