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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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ーズ1と5は玉座の間へ、スターズ2は駆動炉に向かう」
それは二手に分かれて、それぞれに対処すること。
「ヴィータちゃん・・・」
「そんな心配そうな顔すんなよ。ここまでセインテストのおかげで全然魔力を使ってねぇ。だから万全だ。それに、忘れたのかよ。あたしとアイゼンの得意分野は破壊と粉砕なんだぜ? 鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グラーフアイゼン。あたしらの前に砕けねぇものはこの世にねぇよ」
そんなことを言われたら、もう何も言えないよ。私はルシル君に振り向いてみるけど、ルシル君はヴィータちゃんの意思を尊重するようだ。黙ってヴィータちゃんを送り出そうとしてる。
「ありがとな、セインテスト。とっとと終わらせてくっから、なのはとセインテストもちゃんとヴィヴィオを助けろよ。そんでコイツの上昇を止めて、表のはやてに合流。あたしが終わってても、そっちが終わってねぇようなら承知しねぇかんな」
ヴィータちゃんもルシル君も覚悟を決めてる。だったら私も覚悟を決めないとダメだ。
「うん。気をつけてね、ヴィータちゃん。絶対に、すぐに合流だからね!」
「当たり前だっつうの! セインテスト、あたしの代わりにちゃんとなのはを守れよ!!」
「ああ。約束だ」
こうして、私とルシル君はヴィヴィオのいる玉座の間に。そしてヴィータちゃんは一人駆動炉の破壊へと向かった。
†††Sideなのは⇒フェイト†††
なのは達と別れた私とシャルは、スカリエッティのアジトへと到着。そこでシスターシャッハと合流して、アジト内の捜索を始めた。
「烈風一迅! 斬り裂け、ヴィンデルシャフト!」
「トロイメライ!」
≪Gefrieren unt Blitz≫
――
双牙氷雷刃
(
ゲフリーレン・ウント・ブリッツ
)
――
シスターとシャルの魔法によって、私たちを迎撃しに来たガジェットは反撃することが出来ないまま、ただの鉄塊へと姿を変えていく。
「すごいですね、騎士シャルロッテ。複数の魔力資質変換なんて・・・!」
「シスターもなかなかの腕。一度手合わせをしてみたいです」
「いいのですか!? 私も一度あなたと戦ってみたいと・・・!」
2人の後ろをただ歩いて続く。さっきから私は何もしていない状態だ。だって私が攻撃に入る前に全部シスターとシャルが片付けちゃうから。2人は2人で何やら盛り上がっているし、ちょっと淋しいです。
「新手が来ました!」
シスターの声に反応した私はザンバーを構えていざ、というときに・・・
「しつこいっての!」
――
風牙烈風刃・弐連
(
ツヴィリンゲ・ヴィントシュトゥース
)
――
シャルがツヴィリンゲ・フォルムとなっている“トロイメライ”二刀を振り、吹き荒れた風の壁を起こして
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