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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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あたりがフェイトちゃんらしい。けど、それを言ったら私だって最終兵器を出しちゃうもんね。
「シャルちゃんっ、フェイトちゃんが馬鹿しそうになったら止めてあげて!」
「ば、馬鹿!? それはあんまりだよ、なのは!!」
フィイトちゃんとちょっとばかり言い争う。すると、私の頭に重い衝撃が襲ってきた。
「「あいたっ!?」」
見ればフェイトちゃんも頭を押さえて少し涙目。私とフェイトちゃんを襲った衝撃の正体、それはルシル君の鉄拳制裁。
「どっちもどっちだよ、2人とも」
「うぅ、脳が揺れたよ、ルシル・・・(涙)」
未だに頭を押さえてジト目でルシル君を見つめるフェイトちゃん。ルシル君は溜息ひとつ吐いて、私とフェイトちゃんの頭を撫でた。
「まったく、2人はこんな時でも相変わらずだな。安心しろ、フェイト。なのはが無茶をしないようにちゃんと見ている。だから君も無茶をせず、そしてシャルが馬鹿しないように見張っていてくれ」
「そこで私を出すのはおかしいでしょうが!」
ルシル君の上に移動したシャルちゃんが、ルシル君の頭に鉄拳制裁を振り落した。だけどルシル君はそれをバレルロールで回避。んー、鮮やか。
「お互い無茶をせず、ちゃんと帰ってくる。そうだろ?」
「うん。そうだね。大丈夫だよ、フェイトちゃん。ちゃんとヴィヴィオと一緒に、元気に帰ってくるから。だからフェイトちゃんも、ね?」
ルシル君に答えるように、フェイトちゃんと向き合う。
「うん!」
フェイトちゃんも強く頷いて約束してくれた。みんな一緒に、元気で帰ってくると。
「あのー、フェイトちゃん。そろそろ・・・」
私たち4人のさらに上を飛ぶはやてちゃんからお呼びが掛かる。フェイトちゃんとシャルちゃんは、スカリエッティのアジトへと向かうになる。だからここで一度お別れだ。
「あ、うん・・・」
「フェイト隊長も無茶すんなよ。地上と空はあたしらできっちり抑えるからな。フライハイト、ちゃんと守ってやれよ」
「うん、大丈夫!」
「言われなくとも!」
「フェイトちゃん。頑張ろうね」
「うん、なのは。頑張ろう」
右拳を突き出す。フェイトちゃんは左拳を突き出して、お互いの拳を突き合わせる。よくシャルちゃんとルシル君がしていたことの真似だ。でもこれって結構いいことだと思う。なんか格好良いし。
「シャル。本当に馬鹿だけはするなよ?」
「そっちこそ」
シャルちゃんとルシル君も拳を突き合わせてる。フェイトちゃんとシャルちゃんは、スカリエッティのアジトへと進路を取った。
「行こう、はやてちゃん。ヴィータちゃん」
「うんっ」「ああ」
私とはやてちゃんとヴィータは変わらず聖王のゆりかごへ向けて空
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