喫茶店デート
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いつ、見た目の割に意外と子供っぽいのか?
「・・・」
「・・・ったく、ほら!」
俺はエリーの前で背を向けてかがんだ。
「私、子供じゃないもん・・・」
「いいから乗れよ、今日はデートなんだ。旦那らしいことさせろよ」
エリーはしぶしぶ俺の背中に乗り、俺はエリーを背負いながら歩きだした。
背中越しにエリーの香りがした、とても柔らかい落ち着く匂いだ。
「シオンの背中って大きいね・・・」
「そうか?」
正直、他人にそんなこと言われたことはなく実感がなかった。
「・・・シオン」
「ん?」
「・・・ありがと♪」
そう言ってエリーは俺の頬にキスをした。俺はまだこの感覚に慣れないなと思いながら微笑して言った。
「・・・どういたしまして♪」
こうして今日はのんびりとした、でも少し甘いデートの日となった・・・。
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