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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
地上の悲劇
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スバル、ティアナ、エリオ、キャロのフォワードの4人はヴィータ達と別れ、地上本部内へと進入した。ヴィータから預かった隊長たちのデバイスを、無事に隊長たちに届けるために通路を駆ける。
「・・・っ! マッハキャリバー!!」
≪Protection≫
先頭を走っていたスバルが何かに気づき、バリアを張る。その次の瞬間、スバルへと放たれた攻撃がバリアに着弾。しかし高い防御力を誇るスバルのバリアを抜くことは出来なかった。
「みんな気を付けてっ!」
突然の奇襲に、ティアナ、エリオ、キャロの3人も身構え周囲を警戒する。スバルもまた周囲を警戒し、自らに接近してきた襲撃者に気づく。その襲撃者の姿を捉えたスバルは驚愕の表情を浮かべ動きを止めるが、その襲撃者の攻撃を咄嗟に両腕を構えて防御する。しかし攻撃の勢いに踏ん張ることが出来ずに蹴り飛ばされ、壁に叩きつけられた。壁に叩きつけられ倒れたスバルを見て、ティアナは「スバル!」の名を叫ぶ。だが彼女たちの周囲にいくつものスフィアが展開され、包囲されてしまった。
――フローターマイン――
「ノーヴェ、もしかしてあたしらの仕事忘れてないっスか?」
通路に響く少女の声に、ティアナ達フォワードは声のした方向へと視線を向ける。そこに居たのはウェンディと言う名を持つ、スカリエッティの作品ナンバーズの]T。先程スバルを蹴り飛ばしたもう1人のナンバーズの\ノーヴェが不機嫌そうに「忘れてねぇよ。黙ってろ」とぶっきらぼうに返す。
「捕獲対象3名。生かしたまま持って帰ってくるように言われてるんスから、旧いタイプゼロだからって無茶しないでもらいたいっスね〜」
スバルは体を起こし、その視線をナンバーズの2人に向け、「戦闘・・・機人・・・」とよろめきながらもそう口にする。スバルの言葉を聞いたティアナは歯噛みし、エリオとキャロの表情が緊張の色に染まる。そこからフォワードと戦闘機人ナンバーズとの戦闘が開始された。激しい攻防の最中、フォワードの4人は考える。戦闘機人との戦闘より隊長たちとの合流を優先するべきだ、と。
――ブーステッドイリュージョン・フェイクシルエット――
「なんスかコレ!? あたしらの
視覚
(
め
)
を騙すほどの幻術ってアリっスかっ?」
次々と現れるフォワード4人の姿を模した幻影に、ウェンディは驚愕の声を上げた。ティアナは幻術を駆使して、キャロはその強化。見事戦闘機人の視覚を混乱させていた。あまりの予想外にうろたえるウェンディ。しかし片割れのノーヴェは激高し、身構え、右拳の周囲に6つのスフィアを生成する。
「くっだらねぇんだよっ、全部潰しちまえばそれで終わりだろうが!!」
そのとき、無数の幻影の中から本物のスバルが突撃をし、今度はノーヴェに向けて奇襲をかける。ノーヴェは
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