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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
地上の悲劇
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その奇襲に反応し両腕を構えるが、先程のスバルと同様に殴り飛ばされた。床を何度もバウンドして、床を陥没させながら転がるノーヴェ。
「ノーヴェ!? っく・・・!」
ノーヴェを気遣う間もなく、ウェンディにもエリオの攻撃が迫る。
≪Form Drei. Unwetterform≫
「サンダー・・・レイジ!!」
エリオはウンヴェッターフォルムに変形させた“ストラーダ”を振り下ろす。電撃を纏った“ストラーダ”による小規模ながらの範囲攻撃サンダーレイジをウェンディは真っ向から防いだ。その結果、ウェンディ自身は無事だったものの周囲にいたガジェットT型は全滅した。
「撤退!!」
ティアナの号令の下、フォワード陣は幻影に紛れ撤退を開始、その場からの撤退を完了した。自らの上に圧し掛かる瓦礫を押し除けながらノーヴェが「逃げんなッ、この野郎!」と悪態を吐く。ウェンディもまた爆発の衝撃を受け倒れ付していたが、何とか起き上がろうとしている。そこに通信が入り込む。幼い外見を持つナンバーXのチンクからだ。
『もう1機のタイプゼロ・ファーストと戦闘中だ。すまんが手伝ってくれ』
そしてその彼女と対峙しているのがギンガだった。
†††Sideシャルロッテ†††
ガジェット殲滅を開始して僅か数分。私とルシルのもとに2つの通信が入った。
『こちらロングアーチ! 現在、六課は襲撃を受けています! 周辺部隊にも応援を――』
『・・・らギンガ・・・・曹・・・・・闘機人・・・・交戦・・・・応援をお――』
シャーリーから六課の隊舎が襲撃を受けたとの報が入る。それとノイズで全部聞き取れなかったけど、ギンガの方もかなりまずい状況だということが解った。
「ルシル・・・!」
「私が六課へ向かう。シャルはギンガのところへ向かえ。屋内ならシャルの独壇場だろ? そして空は私のテリトリーだ」
「・・・了解!」
私は地上本部内へと防壁が降りているため強制転移する。その所為で結構魔力を持っていかれたけど瑣末なことだ。ロビーに転移してすぐ、外から轟音が聞こえた。たぶんルシルが周辺に居たガジェット群を殲滅したんだろう。
「ギンガの居場所は・・・・・・っと、見つけた!」
AMFがキツくて判りにくかったけど、何とかギンガの魔力の
探査
(
サーチ
)
に成功。居場所が判れば、あとはそこを目指して走るだけだ。廊下を閃駆の連続使用でダッシュ。数十秒と掛からずギンガの魔力を感知できた居場所へと到着した。
「っ!――ギンガ!!」
私の目に映ったのは、血溜まりに浮かぶボロボロにされたギンガの姿だった。側にはギンガの通信にあった戦闘機人と思しき3人。その3人は私の姿を見て臨戦態勢に移った。
「なんだテメェは?」
「あ
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