暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ヴィヴィオとママと・・・・
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ますか?」
「「「う〜ん・・・・」」」
私の後ろで真剣に悩んでる3人。そうこうしてるうちに部屋の前に着いて、扉を開く。
「ぁ・・・!」
私たちに気付いたヴィヴィオが真っ直ぐに私のところまで走ってきて、私に勢いよく抱きついてきた。私も抱きしめ返して、「ヴィヴィオ、良い子にしてた?」ヴィヴィオを抱え上げる。
「うんっ」
「アイナさん、ザフィーラも、ありがとうございます」
「いえいえ」
この寮を管理してくださっている寮母のアイナさんと、ザフィーラに感謝する。アイナさんは、ヴィヴィオの世話を志願してくださった優しい
女性
(
ひと
)
で、母親経験もあるから安心して任せられる。
「ヴィヴィオ。今日はね、大事なお話があるんだ。ちょっと難しいかもしれないけど、しばらくの間は私が、ヴィヴィオの面倒を見る保護責任者、っていうのになったんだよ」
「ほご・・・せきにん??」
やっぱり難しい話だったみたいで、判っていないみたい。だから「ほら、やっぱりよく判らない」って後ろで控えてたスバルに振り向く。シャルちゃんとルシル君は微苦笑。スバルは何か上手な説明をするためか唸ってる。
「え〜と、なんて言えば解るのかなぁ。う〜ん・・・・あ、つまり、しばらくはなのはさんがヴィヴィオのママだよ、ってこと・・・?」
スバルが散々悩んで口にしたのが、私がママになるということ。いきなりそんなことを言われて「え?」とか思っちゃったけど、でもママっていうのも悪くないかもしれないな〜。
「・・・ママ?」
「え、あ、え〜と・・・いや、その・・・」
ヴィヴィオが私を見上げて「ママ?」と呼んできた。そしてママという案を出したスバルは私を見て、しまった、みたいな顔をしてる。いやいや、どうしてそこでそんな顔をしちゃうのかな? 私じゃママになれないってこと?
「いいよ、ママでも。ヴィヴィオのホントのママが見つかるまで、なのはさんがママの代わり。ヴィヴィオはそれでもいい?」
床に下ろしたヴィヴィオの瞳をしっかり見るために屈む。頑張って理解しようとしてるのか、ヴィヴィオはちょっとの間、呆けちゃった。
「どうかな?」
「・・・ママ?」
「はい、ヴィヴィオ♪」
そう応えると、「ママ・・・ママ・・・!」ヴィヴィオは泣き出して抱きついてきた。それから少しの間泣き続けたヴィヴィオを宥めた後、落ち着いたところで食堂へ向かってフェイトちゃん達と合流、そしてみんなで昼食を食べた。
†††Sideなのは⇒ルシリオン†††
なのはとヴィヴィオが期間限定の母子となった翌日。
「おはよう、はやて。同じ時間帯の朝食は久しぶりだな」
「はやて、おはよう♪」
シャルと一緒に朝食を摂るために食堂に来ると
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