暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ヴィヴィオとママと・・・・
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ヴェルトヴァリスにススキターティオーは少し荷が重いかもしれない。ルシルは「大丈夫じゃないか?」って軽く言うけど、みんながルシルみたいな反則なわけじゃないんだから。

「問題は姿を見せていない他のアポリュオンだ。ペッカートゥムがどのナンバーをこの次元世界に呼び出すかは判らないが、私が召喚されたことを考えると、ナンバーV宇宙ウーニウェルスム、 ナンバーY運命フォルトゥーナのどちらかの可能性が高い」

ルシルは、紅茶のカップを私に渡しながらそんな可能性を提示してきた。私はそっとカップに口をつけて紅茶をいただく。ん。相変わらず美味しいんだよね〜。確かにルシルの言うとおりかもしれない。あの2体とルシルの因縁がもうどれくらいになるかも判らない。

「なるほどね。一度も決着していないナンバーV、そして勝てたことのないナンバーY。私も一緒に召喚されたということは、後者の方が高いと思うよ、ルシル」

ナンバーVウーニウェルスムとは引き分けが続いているけど、絶対に勝てないわけじゃない。そしてナンバーYフォルトゥーナは、ルシルを一度斃したことがある。けど、それはルシルにとっての弱点を突いたからこそ勝てたものだ。だから私がルシルの弱点――人命を人質にとられるような事をフォローすれば勝てると思ってる。

「そうか。一応相手がフォルトゥーナかもしれないということは考えておこう」

「了解」

それから対フォルトゥーナ戦のイメージを、なのはから昼食の誘いが来るまで続けた。それにしてもやっぱ強いわ、フォルトゥーナ(泣)。けど負けるつもりなんかないけどね。

†††Sideシャルロッテ⇒なのは†††

「なのはがヴィヴィオの保護責任者? 私は良いと思うよ。ね、ルシル?」

ヴィヴィオの待つ私とフェイトちゃんの部屋に行く前に、シャルちゃんとルシル君の部屋に寄った。2人と合流して、改めて私とフェイトちゃんの部屋に向かう途中、さっきスバルに話したヴィヴィオの引き取り手が見つかるまでの間、私が面倒を見るって話をした。

「ヴィヴィオが一番懐いているのは現状じゃなのはだしな。悪くない話だと思うぞ」

シャルちゃんもルシル君も賛成してくれてる。

「そうですよねっ。ルシルさんとシャルさんも、なのはさんが保護責任者になるって話を聞いたら、ヴィヴィオが喜ぶと思いますよねっ? さっきなのはさんにそう言ったら、“う〜ん、喜ぶかな〜?”って言ったんですよ?」

スバルがさっき話してた内容をシャルちゃん達にも訊いてるけど、2人の表情からして私と同じことを思ってるみたい。

「保護責任者、なんて言ってすぐに解れというのはちょっと難しいんじゃない?」

「もっと砕けた言い方の方がいいんじゃないか?」

「そ、そうなんですか? でも砕けた言い方なんてあり
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