暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ヴィヴィオとママと・・・・
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いるようだったけど、「えへへ♪」ルシル君が頭を撫でると気持ち良さそうな表情を浮かべた。出た、ルシル君のスキル・神の撫で手。ルシル君に撫でられると、本当に気持ち良くてホワってなる。
「まあまあ、そんなことはいいじゃない。
天覇神馬
(
スレイプニル
)
より遥かにマシでしょ? それにー、楽しかったよね、ヴィヴィオ?」
「うん♪」
ヴィヴィオもすっかりシャルちゃんに慣れたようだ。ヴィヴィオが六課に来て数日が経っている。人見知りが激しいヴィヴィオだけど、私やフェイトちゃん、ルシル君にはすぐに懐いてくれた。だけどシャルちゃんは、理由は判らないんだけどヴィヴィオに怖がられていた。
でも懸命な私たちのフォローのおかげで、ヴィヴィオはシャルちゃんにも懐くようになった。初めてヴィヴィオからシャルちゃんに近付いて行ったとき、シャルちゃんは嬉しさのあまりにパーティを開こうとしたんだよね。
「それじゃ、ヴィヴィオ。なのはさんとルシルさんとヴィータさんにおはよう、って」
ルシル君に馬から降ろされたヴィヴィオが「おはよー」って挨拶した。
「「おはよう」」「おう、おはようさん」
私とヴィータちゃんとルシル君も挨拶を返す。
「なのはとルシルとヴィータも朝ご飯、一緒に出来るよね?」
「うんっ。一緒に食べようね〜♪」
「あー、わるい、あたしはダメだ」
「すまない。私も馬鹿と少し話があるから、今日は一緒できない」
たぶん馬鹿というのはシャルちゃんのことだろうね。シャルちゃんもそれが判っているのか「失礼なっ」って言って、未だに手に持っているハリセンでルシル君の頭を何度も叩いている。ちょっとシャルちゃん。ルシル君がハゲちゃうよ。というか痛くないのかなぁ、あんなに連続で叩かれて。
「そっか。それじゃ、仕方ないよね」
「ルシルさん・・・来ないの?」
「ごめんな、ヴィヴィオ。その代わり、お昼は一緒に食べような」
「うん。約束だよ」
「ごめんね〜ヴィヴィオ。なのはとフェイトも」
そう謝ったルシル君は白馬を消して、シャルちゃんと一緒に自分たちの部屋に戻っていった。そして最後にシャルちゃんの頭をさっきのピコピコハンマーで思いっきり殴打した。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
なのは達と別れた私とルシルは、大事な話があるってことでルシルの部屋にやって来た。
「ああもう、君に低ランク限定とはいえ
異界英雄
(
エインヘリヤル
)
の召喚権限を与えたのは間違いだったよ」
「だって面白かったんだもん。それにヴィヴィオも楽しそうにしてたしね」
私がこんなに子供好きだったなんて、自分自身で驚きだったりする。でも小さい頃から結構憧れだったりしてたんだよね、子育てとかそういうのが。もしこれを聞い
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