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第二十六話 転校生
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ぁ。スタイルもいいし、ちょっと近寄りがたい感じはするけど」
自分の気も知らず他の女性のことを褒めだす一夏に、鈴は若干の苛立ちを覚える。それは残りの二人も同じようで……。
「一夏!」
「一夏さん!? お姉さまに色目を使うのはやめてください!」
「え、いや違うって!? た、ただもっとゆっくり話したりしたいなぁって思っただけで」
その明らかに狼狽した姿に鈴は新たな強敵の出現を感じて頭を悩ませた。
ようやく再会できた幼なじみ……いや、想い人が女生徒二人を侍らせているだけでなく、あの非の打ちどころのない美人と話をしたがっている状況。
勘違いも甚だしいのだが、それを知るものはこの場にはいない。
鈴という新たな乱入者を交えて、紫苑の周りはさらに混沌と化していく……。
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