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魔法超特急リリカルヒカリアン
無印編
第二話
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「所で、協力するに当たって一つ頼みたい事があるんだが・・・」

「何?」

「今回みたいに、いつも俺様達の分の食事も用意してくれると助かるんだが・・・」

「ふふっ。」

それを聞いたフェイトは思わず笑ってしまった。

「もちろん。ちゃんと三人の分も用意するよ。」





その頃、ヒカリアン達はポリスウィンから事情聴取の結果を聞いていた。

「あの宝石は男の子の方が偶然拾った物で、女の子に渡そうとした時、突然光り出したそうです。ただ、それ以降の記憶が無いみたいで・・・」

「何だ。手がかり無しかよ。」

E3が肩を落としながら言った。すると、そんな彼にドクターと博士が言う。

「そんな事は無い。おかげであの宝石が暴走する条件のデータが一つ集まった。」

「ああ。この後の解析をそれを念頭に起きながら行えば早く結果が出るかもしれない。」

「「「「なるほど・・・」」」」

二人の言葉に納得するヒカリアン達。その時、部屋の扉が開いて二人の子どもが入って来た。

「ごめん!遅れちゃった!!」

「もう。ミナヨちゃんが寄り道するから。」

この二人はJHR特別隊員で小学6年生の新橋テツユキ君とガールフレンドの神田ミナヨちゃんだ。

「二人とも。寄り道とはどう言う事だい?」

遅れて来た二人を見て、ひかり隊長が少し怒りながら聞いた。

「その、実は商店街で福引きをやっていて・・・」

「こんなの当てちゃった!」

それに対し、テツユキ君がビクビクしながら説明する中、ミナヨちゃんが堂々とある物を見せた。それは・・・

「“海鳴温泉一泊二日の旅”?」

のぞみがそれを読み上げながら?マークを浮かべた。すると、マックスがある事に気づく。

「海鳴って、確かあの木が出現した街だよな?」

「そう言えばそうだな。」

ソニックもそれに気付く。

「若しかしたらよ。あの宝石と同じもんがまだあの街に有るんじゃねえか?」

さらに、ネックスが言った。それを聞いたひかり隊長は考える。

「テツユキ君。その旅行は何人まで行けるんだい?」

「え?確か、四名様ご招待ってなっていたハズだけど・・・」

「なら、私とのぞみが一緒に行こう。君達も最初からのぞみを誘う気ではいたんだろう?」

「そ、それはそうですけど・・・(ひかり隊長が一緒かあ・・・)」

真面目で口うるさいひかり隊長が一緒に来ると言う事に少し嫌そうな顔をするテツユキ君。その時、つばさが羨ましそうに言った。

「いいな〜。のぞみも隊長も温泉に行くなんてさ。」

「つばさ。これは別に遊びで行く訳じゃ無いんだぞ。」

そんな彼に、ひかり隊長は注意するのであった。




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