無印編
第二話
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ブラックエクスプレスはドジラスにフェイトに助けてもらった時の事を説明した。
「へえ〜。そうだったんだ。」
「ああ。ところで、そろそろフェイトちゃん達の事についても教えてもらいたいんだが。」
「あ、はい。」
ブラックエクスプレスに言われ、フェイトは説明を始めた。
「私は“次元世界”からやって来た“魔導師”なんです。」
「次元世界?」
「魔導師?」
フェイトの口から出て来た難しい言葉にドジラスとウッカリーは?マークを浮かべる。
「つまり、異世界からやって来た魔法使いと言う意味で・・・」
「あ、なるほど。」
「そう言う意味なんだ。」
だが、フェイトが分かりやすい言葉で言い直してくれたので、理解する事が出来た。
「あと、アタシはフェイトの使い魔。さっき言った通りパートナーだね。」
さらに、アルフが自分の説明を付け足した。
「それで、あの青い宝石は何なんだ?」
ブラックエクスプレスが次の質問をした。すると、フェイトが答える。
「あの宝石はジュエルシードと言って、願いを叶える宝石と言われています。ただ、魔力が不安定なせいで、願いを正しく叶えなかったりして暴走する代物なんです。」
「え!?オイラそんなヤバイのに取り憑かれてたの!?」
フェイトの説明を聞いてドジラスが驚愕した。
「そう。で、アタシらは今それを集めてるって訳さ。」
そして、自慢げに言うアルフであったが・・・
「何の為に?」
「え、それは・・・」
ウッカリーに聞かれて言葉を詰まらせる。すると、代わりにフェイトが答えた。
「私の母さんがこれを欲しがっているんだ。」
「そうか、お母ちゃんの為か・・・」
それを聞いたブラッチャー三人組は故郷の家族の事を思い出す。
「よし!俺様達もフェイトちゃんのジュエルシード探しを手伝うぞ!!」
「「ブラッチャー!!!」」
「え!?でも、さっきも手伝ってもらったのに、そんなの悪いよ。」
協力しようとするブラッチャー達に遠慮するフェイト。すると、そんな三人にブラックエクスプレスが言った。
「何を言う。俺様達こそドジラスを助けてもらったばかりか、飯までご馳走してもらったんだ。ここで『はいさようなら』と行く訳にはいかんだろ。」
「でも・・・」
それでも未だに渋るフェイト。すると、アルフが言った。
「いいじゃんかフェイト。手伝ってくれるって言ってんだしさ。」
「アルフ・・・分かった。お願いするよ、ブラック、ドジラス、ウッカリー。」
「ああ。こちらこそよろしく頼む。」
協力する事となり、互いに握手するブラックエクスプレスとフェイト。その時、ブラックエクスプレスが言った
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