暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos10犯罪者たちの秘密な宴〜The Desperado Party〜
[10/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
仲間と、墜とされかけた2人の仲間があたしのすぐ側で汚い言葉で罵り合い始めた。
『やや! ここでガーダーがウッズマンとの戦闘行為を中断し、ようやく飛行開始だ!』
ザフィーラは上手くテンペストを撒いてようやくスタート。テンペストも鼻血を拭きながらもスタート。かと思えば、ザフィーラは急反転して背後から迫って来ていたテンペストに回し蹴り。それを両腕ガードで防いだテンペスト。だけど奴の身動きが一瞬止まったその隙に、ザフィーラは鋼の軛を発動。テンペストを貫いて捕縛した。
『おおっと! ガーダーの魔法が直撃! テンペストは大丈夫か!?』
「テンペスト!!」
タイフーンが目を見開いてモニターに映る奴の名前を叫んだ。あたしは「先に仕掛けてきたテメェらの自業自得だ」って言い放ってやる。ザフィーラはいつものようにリンカーコアを回収するためにテンペストの胸に腕を突き入れて、そんで勢いよく引き抜いた。と同時に鋼の軛を解除、テンペストを足元に在る尖塔の上に墜とした。
『なんと! ガーダーがテンペストのリンカーコアを引き抜いた!・・・そして、ガーダーは飛行を再開! それに対しテンペスト、身動き1つありません! これは大丈夫か!?』
あたしと同じ第二翔者全員がぐったりとして動かないテンペストの様子に唖然としてる。あたしはぐんぐん飛行速度を上げてくザフィーラを見守る。にしてもザフィーラも大変だよな。狼形態になりゃもっと身軽に動けるのに。けど狼形態は見せられねぇ。あたしらのホーム、はやての家の在る世界は管理外世界だけど、万が一にもパラディース・ヴェヒターの事を知る管理世界の奴らが来た時、ザフィーラの狼形態からあたしらの事がバレちゃ笑い話にもなんねぇ。
『医療班がテンペストの元へ向かいます。・・・・えー、医療班から報告が入りました。テンペスト、意識喪失により飛行続行不能! この場合、脱落宣言し失格となるか、第二翔者が最下位スタートするか、選べます』
「最下位スタート!」
タイフーンがあたしらを見張ってる主催者側の人間らしき黒服に向かって大声で宣言すると、その黒服はモニターに向かって何か喋り始めた。そして黒服は「続行を承認しました」って言って、タイフーンの最下位スタートを認めた。これでコイツはあたしがスタートしてから30秒後にスタート出来るようになったわけだ。
『おおっと!? リードしていた3チームによる戦闘に決着がついたようです! 戦闘を仕掛けたチーム・ガン・コールズ・デスのウッズマンが尖塔の1本に墜落! チーム・ハンド・オブ・グローリーのリトル、チーム・ロストエンパイアのバロン・ジョゼフもまたダメージを負っているようだが、それでも飛行を再開! 上位2組はこの両チームで決まりか!?』
1レースにおける勝者は1位から3位までで
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ