暁 〜小説投稿サイト〜
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預言者の著書 〜Prophetin Schriften〜
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†††Sideシャルロッテ†††
はやての部隊長室に集まった私とフェイト。そこで、はやてがこの六課に査察が入るって話をしてきた。たぶん昨日の戦いが地上の実質的なトップ、レジアス・ゲイズ中将の耳に入ってしまったんだろうね。厄介な人に目を付けられてしまったものだよホント。
「うっわぁ、地上本部の査察って上が上だけに結構厳しいよ? 以前いた部隊の時もそりゃあもう厳しかったもん」
「うへぇ・・・、私らが言うのもなんやけど、六課って目を付けられるようなところがどこの部隊よりも多いしなぁ」
「この大変な時に色々と配置やシフトの変更の命令が出たりしたら、六課の存続に大きく響くよきっと」
「そうだよね〜、ここでバラバラにされるのはまずい」
査察官の判断によっては、六課内のメンバーが外されることになるかもしれない。私とルシルが代わりになる、っていうのは論外だし・・・。
「う〜ん、なんとか乗り切らなアカンよなぁ。六課は地上部隊やから
次元航行部
(
うみ
)
のクロノ君たちには頼れんし」
はやての言うとおり、ここはどうにかして乗り切るしかない。手伝えることがあれば、なんだって協力してあげないとね。
「・・・ねえ、はやて。これって査察に対する対策の為ってことにもなるんだけど、この六課を設立した理由、そろそろ聞かせてもらえるかな・・・?」
「あのぉ・・・よかったら私も教えてほしいんだけど・・・。あ、もし機密情報だっていうんなら無理に聞かないよ?」
フェイトがこの機動六課設立について質問したから、私もそれに続いて訊いてみた。でも、私はもう局員じゃないし、六課の隊員でもないから無理には聞けない。
「う〜ん、シャルちゃんのことは信じてるし話してもええよ。それにええ機会やと思う。これから聖王教会本部――カリムのところに報告に行くから、そこでまとめて話すな。今回の一件すべての事を」
「うん」
「・・・ありがとう、はやて」
はやての“信じてる”という一言を聞いて口元が緩むのが判る。すごく嬉しい。
「うん。さてと、なのはちゃんはどうやろ? もう医療院から帰ってきてるかな?」
フェイトが浮かび上がったキーボードのキーをいくつか打ってモニターを立ち上げた。んで、そのモニターに映し出されたのは『ほーら、どうだ、ヴィヴィオ?』って昨日保護した女の子を肩車して笑っているルシル。
そんなルシルの足元には、うさぎのぬいぐるみが踊ってる。え? なにこの状況・・・。その他にも、ルシルの側で笑みを浮かべてるなのは。さらにフォワードの子たちも居る。モニターに映るそんな光景を見て、私だけじゃなくてフェイトとはやても目を点にしてる。
「え〜と・・・これは・・・どうゆう状況やろ?」
†††Sideシャルロッテ⇒ルシリ
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