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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0500話
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き存在、アルフィミィ。本来の歴史であれば俺と一時的に融合する事で生き延びた筈だが……ここではどうやってアインストの崩壊から免れたのやら。
 まぁ、それを言うなら原作ではアギュイエウスを使ってアインスト空間から脱出したのに、俺がアギュイエウスを持っていったのに無事にアインスト空間から帰還しているんだ。そうおかしな話でもないんだろう。
 その他にも色々な面子が声を掛けてくるが、それを適当にやり過ごしていく。
 スレイもスレイで、アイビスやツグミ。そしてフィリオと通信画面で色々と話しており、ムラタも同様にリシュウと話をしていたらしい。

「おいおい、俺の事は無視かい? かつてのライバルに対して少し冷たくはないか?」

 最後にそう声を掛けて来たのはイルムだ。軽い口調で話し掛けてきてはいるが、その目は鋭く俺へと向けられている。俺が何か不審な行動をしたら搭乗機であるグルンガストの計都羅喉剣が振り下ろされる訳か。

「ライバルか。まぁ、確かにあの時に俺の機体に大なり小なりダメージを与えたのはお前を含めて極少ないからな。そう言う認識でもいいだろう」
「……相変わらず、随分と上から目線だな。それにしてもイスルギ重工と組んでるとか、今度は何を企んでるのかちょっと教えて貰えると嬉しいんだがね」
「今は特に何も企んでいない……と言うのが正しいかもな」
「今は、ね。まぁ、いいだろう。確かにバルトール事件、スカルヘッドとイスルギ重工にとっては嬉しく無い出来事であるのは間違い無いんだ。この事態を収めたいというのは信用してやるよ。けど……何か怪しい動きをしたら」

 そう言い言葉を区切るイルム。
 そんな様子に、薄い笑みを口元に浮かべて頷く。

「その辺はゼンガー・ゾンボルトやユウキ達に念押しをされているよ。安心しろ、少なくてもこの件が片付くまでは俺が何かをしでかすことはないさ」

 そう、現時点で必要な暗躍に関しては既に終了しているのだ。テスラ研しかり、オルレアン研究所しかり、マオ社しかりな。

「……手前、何がムウ・ラ・フラガだ。正体を隠して暗躍しやがって」

 次いでの通信はカチーナから。どうやらミロンガで翻弄していたムウの正体が俺だとクロガネの者達に聞かされたらしい。まぁ、ミロンガで随分とやり合ったからな。カチーナの性格を考えれば、険悪な表情で俺を睨んでくるのも無理はない。

「さすがにアクセル・アルマーを名乗る訳にはいかないのは分かると思うが?」
「へっ、そりゃそうだ。散々悪さをしてきたシャドウミラーの幹部なんだからな。……次は何を企んでるんだ?」
「イルムにも言ったが、今は特に何も企んでないさ」
「今は、ね。……じゃあ将来的には何かを企むのか?」
「さぁ、どうだろうな」

 カチーナの話を誤魔化していると、やがてヘ
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