第2章
戦闘校舎のフェニックス
第48話 絶賛決戦中です!
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子に対して、構えた。
「あら、ごめんあそばせ。私は戦いませんの」
「はぁあ!?」
「イザベラ」
金髪の子が呼ぶと、仮面を着けた女が近付いてきた。
「私はイザベラ。ライザー様にお仕えする戦車(ルーク)だ。では行くぞ、リアス・グレモリーの兵士(ポーン)よ!!」
そう言うと、殴りかかってきた。
「うわッ!?」
俺は相手の攻撃を避けながら、疑問に思った事を聞いた。
「お、おい!!アイツ何なんだよ、戦わないってどういう事だ!!」
「僧侶(ビショップ)として参加はしているが、ほとんど観戦しているだけだ」
「なんだそりゃ!!」
「彼女は…いや、あの方は、レイヴェル・フェニックス」
「ッ!?フェニックスッ!!」
それってまさか…。
「眷属悪魔とされているが、ライザー様の実の妹君だよ」
「妹ッ!?」
(やっぱりかよ!!)
その子の方を見ると、にこやかにして、手を振っていた。
「ライザー様曰く…」
「ほら、妹萌えって言うの。憧れたり、羨ましがる奴、多いじゃん。まあ、俺は妹萌えじゃないから、形として眷属悪魔ってことで」
「…なのだそうだ」
あの鳥野郎、本当に変態でバカだったのか…でも、妹をハーレムにいれたいって言うのは十分に理解出来るな。
「て、おわ!?」
「思ったよりはやるようだな」
「そりゃあ…おっと…俺だって、伊達に小猫ちゃんや木場、明日夏と修行してた訳じゃねえからな!!…あぶねッ!!」
攻撃の合間に蹴りを放ってきたが、後ろに思いっきり飛んでかわした。
特に明日夏との修行で回避能力が格段とアップしているからな。
「ほぉ、以前ミラに一蹴された時とは全く違う。リアス・グレモリーはよく鍛えこんだようだな」
「そうだ、俺は部長にとことん鍛えられた、リアス部長の下僕だ!!だから、負けられねえ!!俺は部長の為にもアンタを倒すッ!!」
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