第2章
戦闘校舎のフェニックス
第48話 絶賛決戦中です!
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今、体育館でイッセーと塔城が戦闘を開始した。
まず塔城の方だが、相手の戦車(ルーク)が炎を纏った脚で蹴りを放っていた。
スピードでは相手の方が勝っていたため塔城は防戦一方であった。
『はッ!!!!』
ドゴォォォッ。
そして、相手の蹴りが腹にクリーンヒットした…が塔城は特にダメージを負った様子は無く、相手の脚をガッチリと掴んでいた。
すかさず塔城は相手の脚を引っ張り、それにより体勢を崩した相手を殴り付け、怯んだ所をタックルで吹き飛ばす。
スピードは負けているが攻撃力、防御力では共に圧倒していた。
『…ぐぅ…貴女は一体…何者…?』
『……リアス様の下僕です』
(こちらは塔城の勝ちで決まりだな)
一方、イッセーは…。
『うわぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!』
『バ〜ラバラ♪バ〜ラバラ♪』
チェーンソーを持った双子に追いかけ回されていた。
『逃げても無駄で〜す♪』
『大人しく解体されてくださ〜い♪』
見た目とは裏腹に物騒な事を言っていた。
(……どういう教育されてんだよ)
親の顔が見てみたいもんだ。
逃げ回っているイッセーに棍使いの兵士(ポーン)が一撃を加えるが、イッセーは上や横に跳んでかわしていた。
双子の攻撃も全く当たる気配が無かった。
『ああもう、ムカつく!!』
『どうして当たんないのよ!!』
『……掠りもしない』
自分達の攻撃が当たらない為、段々と焦りや苛立ちをだしてきていた。
『へへ、こんなの明日夏のに比べたら全然!!』
俺との修行の成果が出ているようであった。
合宿中、俺はイッセーの回避力を上げるため、俺の攻撃を避けさせていた。
終盤頃には結構本気の攻撃も避けれるようになっていた。
あんな体型に合っていないチェーンソーの大振りや単調な棍の突きや凪ぎ払いでは今のイッセーには傷一つ付けられないだろう。
『Boost!!』
『よっしゃぁぁぁッ!!!!行くぜ、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)ッ!!!!!!』
『Explosion!!』
『ッ!?』
イッセーは倍加をストップさせ、一気に攻めだした。
『一つ!!!!』
『きゃ!?』
『二つ!!!!』
『きゃあ!?』
あっという間に双子に一撃を入れて吹き飛ばした。
『たあッ!!!!』
棍使いが突きを繰り出すが、イッセーは体を捻って避け、棍を掴み、そのまま一撃を加えて叩き折った。
『なッ!?』
『三つッ!!!!』
『きゃあッ!?』
そして、棍使いにも一撃を入れて吹き飛ばす。
『かあぁ、痛ってぇ!!』
どうやら、棍が頑丈だったのか、イッセーの棍を叩き折った方の手が赤くなっていた。
『……私の棍を…』
『……こんな男に負けたら…』
『……ライザー様に怒られちゃうわ…』
兵士(ポーン)達がまだ立ち上がる中、イッセーは決着が着い
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