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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
動き出す使者 〜前編〜
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確保は決まったも同然。それなら私とフェイトちゃんも安心してヘリの護衛に専念できる。だから私とフェイトちゃんは「了解ですっ」ってモニターに映るはやてちゃんに敬礼する。
†††Sideなのは⇒ルシリオン†††
ティアナから受けた報告で聞いたD26区画へと着き、“レーガートゥス”の殲滅を開始した。
「さぁ、撃ち貫かれたい奴から前に出ろっ!」
しかし、こうも狭い場所では神器・“星填銃”が役に立つ。概念兵装でありながら神造兵装の20位並の神秘の弾丸を放てるのだから。自作の神器でありながら本当に素晴らしい出来だと、かつての私を褒めたくなってくる。
接敵から数秒で殲滅を終えたところで、フォワードの子たちと合流するために走る。すでにあの子たちの魔力波形は覚えているため、簡単に
魔力探査
(
サーチ
)
することが出来た。そして大きく開けた空間でガジェットを殲滅しているフォワード、そしてギンガと合流した。
「「「「ルシルさんっ!!」」」」
ここに来るまでにガジェットの残骸の山を見てきたが、4人とも大して疲れていないようだ。順調に成長していっている証拠だ。なのは達の教導がちゃんと活きている。
「みんなお疲れ様だ。そしてギンガ、久しぶりだな。元気なようで嬉しいよ」
「はい。ルシルさんもお元気そうでなによりです」
ギンガは律儀に頭を下げて挨拶をしてくれた。最後に会ったのは局を辞める際の挨拶回りだったから、スバルと同じ2年前くらいか。
「ああ。っと世間話はこの件が終わってからということで、な」
「あ、はいっ。そうですね」
今は“レリック”のケース確保が最優先だ。このメンバーなら道すがら世間話も出来るだろうが、さすがにそれは不謹慎だ。
「それではティアナ。私もこれから君の指揮下に入る。好きなだけ使ってくれ」
「えっ!? あぁその・・・でも、あたしが・・・ルシルさんを・・・」
何だ? 急によそよそしくなったが、何か変なことを言ってしまったか?
「えっと、今は局員じゃないとしてもルシルさんを・・・その・・・」
ここで昔の話を持ってきたティアナ。今のティアナの階級は二等陸士。そして私が元一等空佐・・・む、確かに少し躊躇うか。
「そんなことは気にしなくてもいいと思うが。それに私は今の君の指揮能力を買っている。だから自信を持て、ティアナ」
「あ・・・はいっ。よろしくお願いしま――」
「「ようやく来たわね、欠陥品」
「・・・え?」
この開けた空間に響き渡る第三者の声。全員が警戒に移る中、ゆっくりと靴音を響かせ、暗がりから現れたのは2つの人影。
「・・・レヴィヤタン。それに・・・貴様も新入りか」
1体はホテル・アグスタでシャルを苦戦させたという最速の嫉妬、レヴィヤ
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