暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
とある休日。その時隊長陣は
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の上にはウサギのような耳、そしてふわふわな尾。あの格好も知っている。“エインヘリヤル”の1人、“鈴仙・優曇華院・イナバ”のモノだ。

「私だけメンズのようやね」

はやては確かにブラックスーツにサングラスという黒一色になっていた。あれは知らないな。メン・イン・ブ○ック?

「何で私は着ぐるみなわけ?」

シャルは不細工なペンギンの着ぐるみを纏い、短い膝をついて項垂れている。あれも知らない・・・いや、どうだったかな。

「はやてちゃん、ただいま・・・ってなんですかこれはーーっ!?」

このカオスな現場に現れたのはリインだ。まぁ扉を開けて入ってきてみれば、主たるはやてがブラックスーツ、なのはは修道女、フェイトはウサ耳の制服姿、シャルはペンギンの着ぐるみという、普通じゃお目に掛かれないものばかり。そんなわけの判らない格好をした彼女たちを見れば、声を上げるのも当然だ。

「あ、リイン。おかえりや」

苦笑混じりでリインに応えるはやて。リインは戸惑いながらはやての側へと飛んでいく。

「はやてちゃん、それにみなさんもどうしてそんな・・・」

戸惑い続けるリインに簡潔な説明をした。するとリインも私たち同様シャルに呆れてしまった。

「シャルさん・・・」

「反省してますよ、えぇ反省してますよ」

本当に反省しているのか疑わしいが、もうどうでもいいや、わぁ〜い・・・。現実逃避したくなるのも仕方ないじゃないか。自分の意思を無視されて着せ替え人形のような状況に陥れば、誰だってこうなるはずだ。

「そういえばリイン、帰ってくるの遅かったけど、メンテナンスチェックとかしてた?」

「はいですっ。わたしと蒼天の書のフルチェックをやってもらってたです♪ あ、シャーリーが、はやてちゃんのシュベルトクロイツと夜天の書をあとで受け取りに来るって言ってたですよ?」

「「「「「え゛」」」」」

シャーリーがこの部屋に来るのか? いや、まだ女性だからマシな方・・・なのか?

「シャルちゃん、早く元に戻してっ」

シャーリーがここに来ると知ってなのはが慌てる。シャルの前で指を組むなのはは正に修道女(シスター)

「あ、うん!」

――変化せしめし乱音(ディゾルディネ・カンビャメント)――

再度指を鳴らして術式を発動させたシャル。私たち5人に煙幕が一瞬だけ生まれる。

「わわっ、リインもですかー!?」

そんなリインの声を聞いて、シャルがまたミスしたことが判った。私の視界の中には、リインも含めた女子5人の服装がまた変化していた。もちろん私も・・・これは女性の韓服チマチョゴリ? 何故?

「「「「可愛い!!」」」」

自分たちの服装そっちのけでリインを見つめる女子4人。私もその視線の先にい
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