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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
とある休日。その時隊長陣は
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ビャメント》――
「ちょっ――」
シャルと同じ術式を引っ張り出す。そしてシャルに着せるのは、彼女が最も苦手とする服装。私は指を鳴らした。するとさっきと同じような間抜けな音を出しながらシャルの周りに煙幕が生まれる。
「「「可愛い?」」」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
シャルの格好を見た3人が歓声を上げる。その反面、シャルは顔は羞恥に染まりながら私を睨んできた。
「その格好で睨まれても凄みは全然ないぞ?」
シャルが苦手とする服装、それはゴシック&ロリータ・・・俗に言うゴスロリだ。そして今彼女が着ているのは、“異界英雄エインヘリヤル”の1人、“水銀燈”のドレスだ。
「やってくれたね・・・ルシル・・・!」
さらに目を細めたシャルは、「ルシルも恥ずかしさに踊れ!と指を鳴らした。
――
変化せしめし乱音
(
ディゾルディネ・カンビャメント
)
――
「ひゃっ?」「うわっ?」「なんや!?」
しかし私ではなく、フェイトたち3人に煙幕が発生した。精神の乱れが術式発動に影響したようだ。
「うわっ、なんやこれ!?」
「え、えええええっ!?」
「な、何でこんなっ!?」
「あれ、なんで!?」
シャルたち女性陣は混乱の極みに達してしまったようだ。なのははどこぞの貴族が着るようなドレスで、日傘まで装備している。そしてフェイトは振袖。はやてに至っては十二単という始末・・・なんか頭痛がしてきた。元凶たるシャルは、私が着せた服装のままで、術式発動のミスを起こしたことに混乱中。
「私がここに居るのはまずそうだから失礼する。シャル、ちゃんと術式を解除しておけよ」
私はこの場からの逃亡を図る。このままシャルが術式を暴走させて、この4人が男に見られてはいけないような格好になってしまう可能性もある。そこに私が居たら・・・しかも、その場面を誰かに見られたら・・・DEATH
「待ちなさいルシル!!」
――
変化せしめし乱音
(
ディゾルディネ・カンビャメント
)
――
再度指を鳴らして複製術式を発動させるシャル。
「チッ、今度は成功したか!?」
視界を煙幕によって遮られてしまった。次はどんな女装になってしまうやら・・・。不安でいっぱいだったが、「・・・・・学ラン?」着ているのは学ラン。よかった、女性の服じゃなかった。だがシャル達もまた服装が変わってしまっていた。もうターゲットが定まっていない。なんて災害だ、これ?
「えっとシャルちゃん・・・何で私たちもなのかな?」
今度のなのはは純白の修道服を着ている。“エインヘリヤル”の1人、“
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(
インデックス
)
”のモノだ。
「これ・・・どっかの制服?」
フェイトはブレザーにミニスカート・・だけならよかったのに、頭
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