暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
とある休日。その時隊長陣は
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しているようだ。
「それでルシル君は、フェイトちゃんのそのドレス姿の写真を見てどう思ったん?」
ニヤニヤとしながらはやてが訊いてくる。フェイトのドレス姿の感想か。ごまかす必要がないため、「ん? あぁ綺麗だったよ」素直な感想を述べる。するとはやては私がそんな真正直に答えると思ってもいなかったのか、少し呆けた。
「なんやえらい素直やなぁ。もう少し照れて口ごもると思ったけど」
「
本人
(
フェイト
)
がこの場に居れば、少なからずはそうなっただろうなぁ」
「はぁ。ということはなのはちゃんはユーノ君と、フェイトちゃんはルシル君とかぁ。なんや私だけ売れ残りみたいや」
はやては自分だけ相手がいないと苦笑した。それはシャルも同じだが元々無理なこと。そしてフェイトとなのはの2人に関してだが・・・。シャルから聞いた話だと、なのはとユーノはまだそういう関係ではないらしい。が、可能性はアリとのこと。私とフェイトではそういう関係になるのは・・・考えるのはヤメロ。まぁ将来的に考えて、現状可能性があるのはなのはとユーノ組だけ、ということになる。
「待った。はやて、君にはアコース査察官がいるじゃないか」
1人忘れていたはやての恋人候補、ヴェロッサ・アコース査察官。彼とはそう多くの面識はないが、はやてとよくやっているのは知っている。
「ロッサ? んん、ロッサは異性とかゆう以前にお兄さんみたいな人やしなぁ」
「それがいつか気づけば恋へと発展・・・はないか・・・」
「「う〜ん」」
2人して腕を組んで真剣に考える。しかし何か変な方向へと話が進んでいる気がする。それから少しした頃、「はやてちゃん・・・あ、ルシル君ここに居たよ、シャルちゃん」部屋のドアが開き、入ってきたのはなのは、フェイト・・・そしてシャルの3人。フェイトの背後ではシャルがニッコニコに微笑んでいた。あ、悪魔が降臨してしまった。
「「・・・・」」
そんなシャルを見たはやてと2人して沈黙する。はやての部屋に、友人たるフェイトやなのはが来るのは当たり前。その2人と友人のシャルが一緒に来るのもまた当たり前。そう、潜伏場所にはこの4人と関係が少ない場所を選択するべきだった。
「ルシル、シャルの念話に応えないなんてダメだよ? 何か大事な用事だったらどうするの?」
私を女装させることが大事な用事とは絶対言えない。
「フェイト、なのは。・・・シャルの用事が何なのか聞いていないのか?」
「「うん」」
そこは訊いておこうか、お2人さん。訊いていれば、きっと私の味方になっているはずだから。そんなあったかもしれない未来を、私は泣く泣く諦めた。本当に今更、「シャルちゃん、ルシル君にどんな用事なの?」そう訊ねるなのは。シャルは「それはね」と呟いたあと、
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