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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ティアナの想い・なのはの願い
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中にスコープで時間を置いて見てたんだが、全然休んじゃいねぇんだよ」

「やっぱり・・・あの子、こんな無茶して」

休憩を挟むならそんなに文句はないけど、さすがにこれ以上、ぶっ通しでやらせるわけにはいかない。このままじゃあの子の体が壊れちゃう。

「私、少し話してみる」

「お願いするっす、シャルさん」

ティアナの元へと歩き出す。こんなに近付いているのに全く気付いている様子はない。

「ティアナ」

「っ! し、シャルさん? それに、ヴァイス陸曹とルシルさんまで・・・?」

私に呼ばれて、ティアナは少し驚いた様子を見せた。

「ティアナ、もう4時間は続けているでしょ。これ以上続けるのを見過ごすことは出来ないよ」
 
「・・・いえ、あたしはまだやります。まだたったの4時間しかしていないので」

「なぁおい、ティアナ。それ以上はお前の体が壊れんぞ? ここは大人しくシャルさんの言うとおりに休め」

どうやら言うことを聞かないつもりみたい。今日のミスショットが本当に悔しかったのは判る。何せ私も生前では同じような経験があるから。だから今のティアナの思いがよく解るんだ。でもだからと言って、ここまでの無茶をするようじゃ全然ダメだ。

「あたしは大丈夫ですから心配いりません。これくらいはやらないとダメなんです」

「解かんないかねぇ。精密射撃っつうのはそう簡単に上手くなるもんじゃねぇんだよ。無理な詰め込みをしちまって、変なクセをつけちまうと苦労すんぞ、今後な」

ティアナはヴァイスの言葉を黙って聞いていたけど、やっぱり練習を止める様子はない。どうしたものかなぁ、いっそ力ずくで止めてみようか? そう考えたところで、ルシルがティアナの右手首を掴んで、強制的に止めさせた。

「ティアナ、今日はもう止めておくんだ。無茶をしたところで得られるものなんてない。それにいつ招集が掛かるかも判らないんだ。もしこの瞬間にかけられたらどうする? 新人の指揮を任されている君が、そんな状態で乗り切れるとでも思っているのか? 今度はスバルだけじゃなくて、エリオやキャロまで危険な目に遭わせるかもしれないぞ?」

ルシルの言っていることは正しいけど、もう少し優しく言ってくれないかなぁ。ヴァイスだって、そこまで言うか?みたいな顔してるし。

「っ・・・判りました。今日はこれで失礼させてもらいます」

そう言ってティアナは少しフラつきながら隊舎に戻っていった。

「なぁ、あそこまでキツイこと言わなくてもよかったんじゃねぇか? アイツに嫌われるかもしんねぇぞルシル」

「なら黙って続けさせれば良かったのか? それが違うことは判るだろ。4時間も休まずに続けていればもう限界なはずだ。ならあれくらい言って止めさせた方がいい。それに、私
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