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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ホテル・アグスタ
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うな子たちじゃないと思ってたり。もし“レーガートゥス”が出て来なかったら、私、かなり暇をするかも・・・。
「あのシャマル先生、さっきから気になってたんですけどその箱って・・・」
キャロが指をさす場所には3つの箱。私の知る限り、ああいうのには何らかの衣装が入ってると思うんだけど・・・。
「うん? あぁコレ? うふふ、これは隊長たちのお仕事着よ♪」
ずいぶんと楽しそうに語るな〜、シャマル。そうこうしているうちにホテル・アグスタに到着。ヘリポートへと降り立った私たちは、定められた役割を果たすために解散した。んで、私はというとシャマルから仕事着のことを聞き、ケータイ片手に更衣室の前でなのは達を待ち伏せ中である。目的はもちろん、お留守番をしているルシルにフェイトのドレス姿を送るためだ。あぁ、私はなんて義弟想いな義姉なんだろう。感謝してよ、ルシル。
「何してるのシャルちゃん?」
「なんやシャルちゃん、隠し撮りはアカンよ?」
「か、隠し撮り!?」
「・・・盗撮犯なんかじゃないんだけど・・・」
扉を開けて出てきた3人から放たれる冷ややかな視線が私を貫いた。ていうかちょっぴりショックだよ、フェイト。まさかそんな目で見られる日が来るとは思いもしなかったよ・・・。
「そうじゃなくて、すこ〜し撮らせてほしいなぁ・・・なんて」
「それは別にいいんだけど・・・悪用とかしないよね?」
「もちろん♪」
3人のドレス写真をゲットゲットぉ、ゲットだぜ☆ え〜と、こういうときは・・・“シャルロッテはレア写真を手に入れた?”でいいんだっけ? そんじゃ早速送信送信っと。
――フェイトのドレス姿、率直な感想を返信せよ。つまらなかったら女装の刑に処す。by義姉――
そうメールを打って送信完了っと、一体どんな感想が来るか楽しみでしょうがない。
「それじゃ3人とも中で頑張ってね〜♪」
「シャルちゃんもみんなをお願いね」
「まっかせておいて?」
さてさて、あの子たちの様子でも見に行きましょうか。オークション会場へと向かうなのは達を見送って、私もようやく行動を開始する。
「確かエリオとキャロにはザフィーラがついてるはずだし・・・スバルとティアナ組の方にでも行ってみようかな」
†††Sideシャルロッテ⇒????†††
『――シグナム・ヴィータ副隊長とシャマル先生とザフィーラ、そしてリイン曹長の6人は、八神部隊長個人が保有している特別戦力ってことなんだけど・・・。でも八神部隊長たちの詳細って特秘事項扱いだから、あたしも・・・というか、幼馴染ななのはさん達以外は誰も知らないんじゃないかな』
外を警備している最中、あたしはスバルに八神部隊長たちの話を聞いていた。これまでもずっと気に
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