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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2古代遺物管理部“機動六課”
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でナカジマ家に御呼ばれさせてもらったことがあるんだ。そこでまだ幼いスバルやギンガと顔見知りになったというわけだ」

あの頃を思い出しながらそう説明した。強く優しかったあのクイントさんには今も感謝している。しかしクイントさんはもういない。確か、俺がなのはを庇って墜とされた際に負った怪我を無理やり女神の祝福コード・エイルで治し、退院してすぐだったか。クイントさんが任務中の事故で亡くなったと知ったのは。そのときは信じようとしなかったのを覚えている。

「そうなんだ。ルシル君も大変だったよね、あの頃は・・・」

「クロノが半ば騙す形で、ルシルをいろいろなところへと研修させてたもんね」

「あはは、そやったな〜」

「笑い事じゃないぞ本当に」

まったく、クロノにはいつも苦汁を飲まされたものだ。気がづけばあれよあれよと無限書庫から離れていったあの日々。あのときはクロノに会うたび愚痴を零していたな。今となってはいい思い出・・・・なわけがない。

「はぁ、思い出したら泣きたくなってきた・・・」

まぁそんなこんなで、私とシャルは機動六課へと席を置くことになった。これが楽しいひと時となるか、それとも辛いひと時となるか。シャルにとっては楽しいものであるように願わずはにはいられない。辛いものは、すべて私が引き受けるから。


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