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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2古代遺物管理部“機動六課”
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「了解。でもレーガートゥスとその操り手が現れたら一切手加減しないから」
「まぁ出来るだけ派手なことにならないよう気をつける」
『ああ、よろしく頼む。はやても機動六課を頼むぞ』
「了解です」
クロノとの久しぶりの会話は仕事関連だけとなった。それも仕方ないか、タイミングが全て悪すぎた。“アイツ”、絶対許すまじ。
「それじゃあ、こんな時間やし夕御飯食べに行こか。なのはちゃん達も待っとると思うし」
はやての一言で、私のお腹が「くぅ〜」と鳴った。あまりの恥ずかしさで赤面、みんなの方を見るとニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「し、仕方ないじゃない! だって今日はまだ何も食べてないんだからっ!」
「はいはい、そんじゃ食べに行くで〜」
半ばはやてに押される形で食堂へと向かった。
†††Sideシャルロッテ⇒ルシリオン†††
クロノとの協定を終えたあと、はやて達に食堂へと案内された。そこにはすでにフェイトとなのは、それに新人だというスバル達が揃っていた。私とシャルは用意されていた席へと座り、今日初めての食事を開始した。シャルはスバル達フォワード陣と同じテーブルで、私はフェイトたち隊長陣とだ。そして久しぶりの大人数での食事に、シャルは本当に嬉しそうにしている。
「――それじゃあルシルさんとシャルロッテさんもこれから六課で働くんですか?」
「ええ。あぁそれと私のことはシャルでいいよ。シャルロッテなんて長いから面倒でしょ?みんなもシャルって気軽に呼んでくれていいから、その方が私も嬉しいしね」
「はい、シャルさん!」
「よろしいっ!」
スバルの問いにそう答えたシャルは、自分も愛称で呼ぶように言った。それにすぐさま応えるスバルもすごいな。順応力が高いというかなんというか。
「まぁそういうわけだからスバル、エリオ、キャロ、ティアナ、これからよろしく頼む」
「「「「はいっ!」」」」
私の軽い挨拶に4人は元気よく応えてくれた。ふふ。昔の事を、シエルやカノン、“戦天使ヴァルキリー”を思い出す。だが思い出に浸る・・・ことはせず、まずは食事を冷めないうちに済まさないといけないな。
「ねぇねぇルシル君」
「ん?」
なのはがわざわざ小声で話し掛けてきたから、小声で話す必要があるのだろうか、と思いつつ私も小声で応対した。
「ルシル君とスバルって知り合いだったの?」
「言われてみればそうだね。いつ知り合いになったの?」
なのはにつられてフェイトも小声になる。そういえば当時のことは何も言っていなかったか。
「管理局に入ってすぐの頃だったか、クロノに謀られて首都防衛隊に研修させられた際にスバルの母親、クイントさんに目を掛けられてね。よく拉致に近い形
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