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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2古代遺物管理部“機動六課”
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トはそう嬉しそうに話している。うんうん、私としても嬉しいよホントに。
「話聞かせてもらってありがとうな。そんじゃこれで一応解散ってことでええな。リインは、シャルちゃんとルシル君を空いてる部屋に案内したって」
「はいですっ!」
「ちょっとはやて、まだ決まっていないのに私たちを隊舎においていいの?」
いくら私たちがそれなりの管理局員だったとはいえ、今は完全に民間人だ。 そんな私たちを管理局施設に置かせるなんてまずいんじゃないかな?
「でもシャルとルシルって寮暮らしだったよね。今から泊まれる宿泊施設を探すのも大変だろうし、今日はここに泊まった方がいいよ」
「「あ」」
ルシルと2人して間抜けな声を出す。そうだった。もう帰る場所がないんだった。私だって一応は女だ。さすがに野宿なんてのは絶対に嫌だ。それに・・・
【元管理局員フライハイト三等陸佐、同セインテスト一等空佐の二名が公園内で野宿しているところを、地区内の陸士部隊に発見、保護した】
なんてことになったら死にたくなる。というか本気で死んでやる。そんな最悪な未来を回避するために、ここはお世話になるしかない。
「決まりだね。それじゃシャルちゃん、ルシル君、またあとでね」
「ルシル、シャル、あとで一緒にご飯食べようね」
そう言って、なのはとフェイトは部隊長室をあとにした。それに続いて私とルシルも、リインに空き部屋へと案内された。もちろん私とルシルは別々の部屋。姉弟とはいえ当然のことだ。で、夕飯までは私に用意された部屋でルシルとのんびり、とはいかなかった。3時間くらいしてはやてに呼ばれた私とルシルは、再び部隊長の部屋へと赴いた。そこには、懐かしい顔ぶれが揃ってた。
「久しいなフライハイト、セインテスト。しかしお前たち、しばらく見ん内にまた腕を上げたようだな」
「おい、セインテスト。お前、ちょっと逢わねぇうちにSSSランクにまでなってたんだな。どんだけだよ」
「お久しぶりフライハイトちゃん、セインテスト君」
八神家の面々、守護騎士ヴォルケンリッターが揃っていた。
「みんなも元気そうでよかった」
「ああ、久しぶりだ。それにしても相も変わらず小っさいな君は。ちゃんと食べているのか?」
「うっせぇっ!! テメェだって相変わらず女みてぇなツラしやがって!! もういっそのこと女になっちまえ!! バーカ!!」
「い゛っ!?」
ルシルが余計なこと言うものだからヴィータに脛を思いっきり蹴られた。痛がるルシルを尻目にヴィータがソファに座り、偉そうに踏ん反り返っている。
「それで、私とルシルをここに呼んだ理由は何?」
ルシルはもう放っておいて本題に入らせてもらおう。だからはやてにそう訊ねると、部隊長室の中
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