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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2古代遺物管理部“機動六課”
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ては協力関係はいい考えだと思うぞ。レーガートゥスがガジェットと行動を共にしていたのなら、今回の事件を追っていけばレーガートゥスの主へと行き着ける可能性が大きいしな」
ルシルも私と同じ考えだった。無駄に労力をつぎ込まなくても、なのは達と一緒に行動すれば向こうから会いに来る。なのは達と一緒にいられる、“ヤツ”の手がかりを得られる、まさに一石三鳥というやつだ。えへへ♪
「決まり。私の剣とルシルの槍、今一度、みんなのために振るわせていただきます」
「よろしく頼む」
なのは達と協力、悪く言えば利用することになってしまうけど、こればかりは許してほしい。“ヤツ”がこの次元世界に間違いなく来ている。そうなれば神秘のない魔法を使う魔導師たちは成す術なく“ヤツ”に殺されてしまう。
ううん、神秘が扱えたとしても、ただの人間に勝てるわけがない。それだけは何としても阻止しなければならない。もしなのは達に指一本でも触れたりしたら・・・ふふ。どこまでも追いかけ、追い詰め、さんざんボロボロにした後、メチャクチャに斬り刻んで滅してくれるわ。
「ちょっ、待ってシャルちゃん、ルシル君! 協力はこっちが頼んどるんやから、頭下げるのは私らの方や!」
はやてが立ち上がってそう言うけど、私たちの方もこれは必要なことだ。この頭を下げる行為には謝罪の意味も含まれているのだから。
「気にしない気にしない♪ あ、それより協力といえば私たちは民間協力者ってことかな? さすがに管理局員に復帰してこの部隊に配属、もしくは出向になったら、保有ランクの問題なんかでこの部隊に入れないよ私たち」
なのは達はこの機動六課に収まるためにわざわざリミッターまで掛けた。そこに私たちが入れば、1つの部隊における保有ランクを超えることになる。そうなればなのは達は、さらに魔力制限の追加を受けることになってちゃうはず。もちろん私たちも滅茶苦茶な魔力制限を受けることになるのは間違いない。
「ん〜、そこんところはクロノ提督たちに掛け合ってみるわ。何せ相手を倒せるんがシャルちゃんとルシル君だけやとなると事情も変わってくるし。だから、たぶん何らかの方法で2人には六課についてもらうことになると思う」
はやてが思案顔になって腕を組んだ。確かメールで読んだけど、クロノとリンディさん、そして騎士カリムがこの部隊の後見人っていう話だ。さすがにはやての独断では決定できない事由だとは思う。だからクロノ達に掛け合うということなんだろうね。でも最終的にはお世話になるらしいけど・・・。
「ということは、またシャルちゃん達と一緒に過ごせるってことだよね? そうだと嬉しいなぁ。ね、フェイトちゃん」
「うん、また一緒にいられると思うと嬉しい。いっぱい話したいこととかもあるから」
なのはとフェイ
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