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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2古代遺物管理部“機動六課”
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話の本題に入る。
「それじゃ本題に入ろか。シャルちゃん、ルシル君、あの眼のこと話してくれるか?」
はやて達が仕事の顔となった。さっきまでの柔らかな空気が重くなる。そっか。あのはやてがそんな顔になっちゃうんだ。良いなぁ、成長できるって。
「・・・アレはレーガートゥスと呼ばれる魔力の塊で、半自律型の使い魔だ。一番重要な話としては、アレにダメージを与えることが可能な術はただ1つ」
ルシルが神器・“グングニル”を具現させて手に取る。初めて“グングニル”を見たリインはポカンとしたあと、「キレイですー!」と言ってはしゃぐ。久しぶりに見たなのはとフェイトとはやては、最初は平然としていたけど、内包されている魔力量に気づき目を見開いた。以前までは形を似せただけのレプリカだったけど、今ルシルが手にしているのは正真正銘の“神槍グングニル”だ。内包している魔力に差があるのは当然のことだ。
「私とシャルが持つ神器と呼ばれる武装、もしくは魔術の2つしかない」
そう、だから私もさっきは“トロイメライ”を使わずに“キルシュブリューテ”を使った。レーガートゥスもまた魔力(厳密に言えば魔術師と魔導師が使うものとはまた別)と神秘の塊だ。神秘のない魔法では傷1つとして付けられない。
「えっと、つまりレーガートゥスは、ルシル君かシャルちゃんにしか壊せないってこと?」
「うん、そうなるね」
なのはが首を傾げながら訊いてきたから私が答えた。ハッキリと断言したことで、なのは達の顔に落胆の色が現れる。そんな中、ルシルは静かに“グングニル”を蒼く光る羽根のように散らせていた。その“グングニル”の綺麗な散り様に、リインが感嘆の声を上げて喜んでいる。可愛いな〜、リイン。おっとと。ほにゃっとしてる場合じゃない。隣に座るルシルにリンクを通す。
『ルシル、レーガートゥスが気になる。黙って見過ごせないよ』
『ああ、判っている。これは調査する必要があるな』
さすがにこれを放っては置けない。レーガートゥスは“ヤツ”が使役する使い魔だ。この世界に“ヤツ”が居るのだとしたら、何としても・・・絶対殲滅しないといけない。
「なぁシャルちゃん、ルシル君、よかったら力を貸してくれへんか? もしその話が本当やったら、私たち魔導師やと太刀打ち出来ひんいうことや」
「そ、それは大変ですー!!」
はやてから協力が申し込まれた。なのはとフェイトも同じ意見なのか、私とルシルを見て頷いた。私はその協力について少し考える。ガジェットとともに現れたとなると、“ヤツ”がガジェットを操る者と何らかの関係を持っているのかもしれない。なら機動六課と行動を共にすれば調査しやすいはずだ。はやて達の仕事もちょっと手伝えるかもしれないし。
「ルシルの意見は?」
「私とし
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