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鉄槌と清風
39部分:38:空港火災
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 「なにって、なぁ」

 「だよねぇ」

 「うん」

 「ですぅ」

 「いや、判らんから…まぁいいや」

 何かこう良く判らないながら、話を切る。

 「な、良彦君」

 「どうした、はやて?」

 「ちょ、聞いてもらって良いかな?」

 「俺は構わねーけど…そっちは皆納得してる話しっぽいな?」

 「せやね、今朝皆には聞いたんや…私な自分の部隊を作りたいんや、それでな」

 「いいぞ」

 「良かったら良彦君も…って、はやっ」

 「なんだかんだで、長い付き合いだからな、大体はわかるっての」

 「そしたら、そん時は頼むで良彦君」

 はやての言葉にお互いぱんっと手を打ち合わせる。
 ほかの皆も微笑み、頷く。

 その後仕事があるため直ぐに皆と別れる。

 「しっかし、俺らが全部集まる部隊か…他の面子とかどうなるんだろうな」

 「おめえは、強い相手がいねーか、とか考えてんだろ」

 「いたほうが、楽しいだろうとは思ってるけどな」

 「はぁ、修行バカが…まぁいい仕事行くぞ」

 「昨日の休み潰れたからなぁ、次の休暇は早めに取るか」

 「だな、そうだ、良彦…買い物してこーぜ」

 「いいけど、何をだ…午前中で休み終わりだぞ」

 「ミッドのアイスクリームメーカーと、材料だな」

 「…いいけどな、ったく、腹壊すなよ?」

 「はっ、壊すかよ」

 「何回か夏に食いすぎて…」

 「うっせ、だったらおめえが止めろよ!」

 「とまらねーだろうが、全く…まぁ、いい行くか」

 ぽんっとヴィータのあたまを叩く…その振動で揺れる髪に鉄槌と籠手のクロスした髪留めが鈍く光っていた。
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メインキャラには絡まず、一般人のみ救護…攻撃に使う技は風で火を煽りそうなので、結界のみです。

次回は、ガジェットとの戦闘あたりを…時間軸は一年後位になるかと思います。

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