暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
第二次空白期
帰宅!と思ったら……
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「聞いてるの!?」
「「はい!喜んで待たせていただきます!」」
「よろしい♪
じゃあまた明日ね!」
パタパタと小走りで帰っていくブランコ少女。
「……買い物、行ってくる」
「うん、行ってらっしゃい…」
ユウジ買い物中…
買い物終了ー帰宅途中。
「ふぅ……少しは気が紛れたか?」
片手にビニール袋を持ちとぼとぼと帰り道を歩く。
あぁ、プール何て行って何が楽しいんだ?
しかもブランコ少女含む高町家、金髪少女A,Bにリニスにプレシア、
ハラオウン親子にバーニングと月村家……大所帯じゃねぇか!
はぁ……少しは休みが「お兄さんヤッホー!」ぬあ?
"ドックン!"
「ぐ……ぁぁ…!?」
考え事しながら歩いていたら後ろからアリシア(金髪少女B)に抱きつかれた。
決して腹とかにダイブされて悶絶している訳じゃないぞ。
「お、お兄さん大丈夫!?痛かった!?」
アリシアはユウジの背中を擦り痛みを和らげようとするが
今のユウジには逆効果である。
「ぐぅ…す、済まん!急いでいるんだ!また明日な!」
すぐさま避難を開始して帰宅。
後ろではポカンとしたアリシアが残された。
しかし……まだ解けていなかったとは思わなかった…
この感じは呪いが発生した感覚だ。
俺は昔、とある理由から7つの呪いを受け、解呪することが出来ない物だ。
その内容は発現出来てないものもあるが
ー 誕生日、11月11日の日は身体能力及び身体的な意味で人間になってしまう。
これはまだ大丈夫。
この日1日家にいれば問題はないから。
ー 力の一部封印。
これも問題ない。
今でも何一つ不自由してないし、この上に力を押さえるための封印をしているくらいだから。
ー 災難の呼び込み。
これは最近出て……来たな。
現にいま災難に見回れている。
基本は災難になる前に対処できているから問題なかったはずなのに…
今までこの3つしか分かっていなかったが…今回のこれだ……
正直初めての体験過ぎてどうすれば良いのか全くわからん…
アカシックレコードを開いても分からない…何て言う呪いか分からないからだ。
「兎に角明日はキャンセルするしかねぇ……」
焦りに焦った状態ではあったが、テーブルに食材を置いて
蒼也に書き置きを残して布団に潜った。
ーー翌日。
side蒼也
「ユウジー!待ち合わせ遅れるよー!」
僕はユウジの部屋の前に立ってドアをノックした。
「頼む……なにも言わない…ゴホンッ!
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