暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
3rd Episode:
高き破滅より来たる大罪
Ep1再会
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ニターを見据えたまま・・・

「それにしても、この案件はやはり素晴らしい。私にとって興味深い素材が揃っているうえに・・・」

薄ら笑いを浮かべる。モニターに映し出されているのはフェイトとエリオだ。

「この子たちを――生きて動いている“プロジェクトF”の残滓を、手に入れるチャンスがあるのだからね。それに――」

さらにモニターの画面が切り替わる。映し出されたのは、今回の任務に乱入してきたシャルロッテとルシリオンだった。

「この世は実に面白い。世界の意思の代行者・・・・界律の守護神テスタメント、か。この2人にも何らかのアプローチを行っていきたいね」

不敵な笑みを浮かべた後、彼は背後に現れた存在と、今後について話し始めた。自分がこれから一体何を相手にしようとしているのか、判っていながらの愚考だった。


・―・―・シャルシル先生の魔法術講座・―・―・


シャル
「私は・・・帰って・・・来ぃ〜〜たぁ〜〜ぞぉぉーーーーッ!!」

ルシル
「やぁかましいぃぃーーーッ! もう少し声量を下げろっ馬鹿姉!」

シャル
「これがローテンションでいられますかっ! 2年ぶりにになのは達に再会できたんだよっ。というかルシルのテンションも似たようなもんじゃん! 良かったね、フェイトと再会できて!」

ルシル
「君の大きな声に負けないためだっ! まったく。もう19の女性なのだから、少しは落ち着け」

シャル
「失礼なっ! 19歳はまだ少女だよっ! でも落ち着かない。だって嬉しいからっ!」

ルシル
「あーはいはい。判ったから、ちょっと落ち着こう」

シャル
「すぅはぁすぅはぁ・・・。うん、よしっ。では改めて。私は帰ってきた」

ルシル
「私も帰って来たぞ」

シャル
「だね。さて。第三章の1発目、シャルシル先生の魔法術講座を始めますっ」

ルシル
「ん? フェイトとなのは、それにアルフとユーノは居ないんだな」

シャル
「あれ? ホントだ。次回からだね、きっと」

ルシル
「そうか。なら、今回は私と君の2人だけでするんだな」

シャル
「私と2人っきりじゃ・・いや?」

ルシル
「まさか。どれだけの間、君とパートナーを組んでいると思ってる?」

シャル
「ん、ありがと。じゃあ早速始めようか。

――凶竜の殲牙(コード・ニーズホッグ)――

――護り給え汝の万盾(コード・ケムエル)――

――燃え焼け汝の火拳(コード・セラティエル)――

――魔力探査(サーチ)――

ってルシルの魔術オンリーだね」

ルシル
「サーチは違うだろう。これは魔術師共通術式だ。君も使えるだろうが」

シャル
「そうでした。んじゃ紹介に行こうか。
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