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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第239話】
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な」
そう言い、ラウラの頭を撫でるがやはり悲痛な表情のままだった。
「……何か、お兄ちゃんが死んでたって思うと……怖い……。 いつも傍にいたお兄ちゃんが居ないって考えたら……」
「……く、暗くなるなよっ。 こ、こんな話した俺も悪いんだし、皆スマイルスマイル、だぞ?」
ニッと笑顔を見せるが、やはり暗い表情のままの女の子達。
「……でも、もしその人達がヒルトを強行手段で連れ去ったら皆で取り返せばいいよね? ……私的理由でIS使っちゃいけなくても、非人道的な事をしてまで人類の未来の為何て言う馬鹿な人達に、制裁を与えるぐらいは――ってね?」
未来がそう言うと、皆が顔を上げて頷いた。
「……まあ、過去は過去さ。 どんな経験でどんな人生でも、これは贈り物みたいなものだよ。 ……辛い思いをしたが、今はこうして皆と遊べてるんだ、人生と人の数奇な運命に感謝しないとな? ――って訳で暗い話はお仕舞い!」
そう無理矢理話を終わらせる俺は、出した制服をいそいそと洋服タンスへと戻していく。
「……そうですわね。 暗くなってても、仕方ないですからね。 ……ヒルトさん、小さい頃のアルバムとかは無いのかしら?」
「……何処かの押し入れにあるはずだが、探すとなると下手したら一日潰れるぞ?」
綺麗に押し入れに整頓されてはいるものの、探すとなると全部取り出さないといけなくなるからだ。
流石にセシリア達も、一日が潰れると聞くと――。
「そ、それは困りますわね……。 また、別の機会に見ましょうか」
「そ、そうね。 ……ま、まああんたの小さい頃って想像つくけどね?」
「見たかったけど、せっかく遊びに来たから……ね」
「……ヒルトの小さい頃……か。 ふむ……」
各々がそう言い、諦めの表情を浮かべていた。
「……まあそんなに沈むなって。 てかそろそろお腹空いてきたな……」
「……そういえば、そろそろお昼だもんね? ……何気にしたから良い香りが……」
美冬の指摘通り、一階から料理の香りが俺の部屋まで届いてきた。
「……まずは昼食だな。 その後は……まあ、食べてから考えるか」
「そうですわね。 ……お母様が作ってくれたのかしら?」
そう呟くセシリアは、ベッドから降りるとスカートの裾を直していく。
「……何気に美味しそうな匂いね。 ……お腹の音、鳴りそう」
鈴音がそう言うと、照れ笑いしながらお腹を擦った。
「お母さんが作ってくれた料理かぁ……。 楽しみだな♪」
そうベッドの上に座りながら楽しげに言うシャル。
「……私も楽しみだが、久しぶりに教官の
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