悪意、増大〜
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、凄く同感!」
素早さに物を言わせ、エメロードの雷に当たらないようにしながら攻撃していく。
「ええい・・・鬱陶しい虫けらめ・・・!」
エメロードの周りの大気が震える。・・・不味い、アスベルとシェリアは離れた位置にいるが、ソフィと春鈴が近い!
「くそっ!」
俺は急いで二人の前に立つ。シィ、剛鬼も来てくれた。
「全力で守るよ!」
「作戦の要をやられる訳にはいかない・・・」
「神なる雷よ、この身にひれ伏せ!ディサイドセイバー!」
「・・・上!」
俺とシィは障壁を張り、剛鬼が力を籠めた一撃で雷と当たるが・・・
ズガァァァン!!
「ぐぅっ!?」
「がっは・・・!」
「きゃあっ!?」
押し負け、俺達三人は吹き飛ぶ。
「く・・・うぅ・・・」
まともにくらったせいで上手く身体が動かない・・・!
「待って皆!今回復を・・・!」
シェリアが詠唱を開始する。・・・春鈴とソフィは!?
「隙ありです!」
二人とも無事だ。春鈴は大きく振りかぶって・・・
「反動は承知の上です!喰らいなさい!」
気が充填され、武器が薄く輝き出す。
「破射爆火!!」
キュオオン!!
「ぬぅぅ・・・!?」
変異した部分にヒビが入る。
「っ・・・!ソフィ様、今です!」
反動で吹き飛びながら春鈴が叫ぶ。それにソフィは答え・・・
「解放します!」
ソフィが原素の固まりをエメロードに撃ち込み、走り出す。
「風と共に!駆け抜ける!」
そして一筋の光となり・・・
「秘技、シャドウ・モーメント!!」
・・・エメロードを貫いた。
「ガァァァァ!?」
完全に変異した部分が砕け、生身が露出する。
「アス兄!」
「終わらせてやる!行くぞ、ラムダ!」
アスベルの右腕が紫の炎に包まれる。
「うおおお!!」
そのまま力を使って爪のように数回切り裂いてからアスベルは跳ぶ。
「天を貫く!断ち斬れ、極光!」
そしてそれは巨大な光の剣となり・・・アスベルはそれを振り下ろす。
「天覇!神雷断!!」
ズガァァァン!
「ば、バカな・・・この私が、こんな・・・こんなぁぁぁ・・・!?」
エメロードが断末魔を上げ・・・消滅した。
「リザレクション!・・・みんな平気?」
「・・・ああ」
「なんとかね・・・」
「ったく・・・迷惑な人だったよ、ほんと・・・春鈴、ソフィ、よくやったね。アス兄もナイス止め」
「いえいえ・・・」
「リョウも、守ってくれてありがとう」
とにかく・・・向こうは平気なのか・・・?
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ