スーパーロボット大戦OG外伝
0499話
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を持つ者としてリシュウやゼンガーに後れを取るというのは業腹だ」
「バルトールなどに兄様の乗る艦を沈めさせはしない!」
2人共やる気は十分、か。
最後に未だにヘルゲートの近くに浮かんだままのコンパチブルカイザーへと通信を送る。
「聞こえているか」
「……誰だ、お前」
モニタに表示された俺の顔を訝しげに尋ねてくるコウタだが、まぁ、ムウの時は映像無しの音声のみだったからしょうがないか。
「アクセル・アルマー。……ただ、お前にはこう言った方が分かりやすいだろうな。ムウ・ラ・フラガだ」
「……ムウ? その割には乗ってる機体が違うじゃねぇか」
「ミロンガもいい機体ではあるが、この戦いに出すには武器の威力とか色々と問題があってな。それよりもお前はどうするんだ? このままここで俺達がヘルゲートを攻略するのをただ見ているだけか? まぁ、それならそれで構わないが……後で何があっても後悔はするなよ?」
それだけ言って、返事を聞かずに通信回線を切りヘルゲートの中へとグロウセイヴァーを向かわせる。負けん気の強いコウタの事だし、ここまで言っておけばまず間違い無くヘルゲートへと突入してくるだろう。コンパチブルカイザーの性能を考えると、戦力的には出来ればいて欲しい機体だからこの挑発が効果を発揮してくれるといいんだが。
そんな風に思いながら、クロノスの追加ブースターを噴射させスレイとムラタを追いかけるのだった。
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