四日目 夕方
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拘束する腕とは別の腕からもう一本ハーミット・パープルを出し、炎を流す。
すぐに炎はハーミット・パープルを包み、ガンスの炎の台風よりも大きな龍の姿に形成されていく。
「何だと!?」
目には目を、歯には歯を、炎には.....獄炎を。
ゴォォォォォ!
台風と龍が絡まるようにして衝突する。至近距離にいる俺の肌を熱風が焼く。
「ぐっ!?」
「ガンス!?」
炎の勢いが弱まっていく。
それもその筈だ。なぜなら、ガンスの魔法剣である炎剣から出したファイヤストリームはガンスの魔力を使い、発動させている。それに加え、ガンスは自分の体に魔力を使い、治療し、身体強化も行っている。それだけ魔力を使っていれば、残っている魔力は言うまでもなく.....すぐに魔力切れしても仕方がない。
「ぐおおおおおおお!!」
叫んでも状況は変わらない。これで本当に終わりだ、ガンス。
俺はハーミット・パープルに火力を上げ、炎を流す。龍が台風を食らい、一気にガンスの台風が収縮していく。
「くそ、ヤクモォォォォォ!!がああああああ!!!」
ゴォォォォォ!
炎の龍がガンスに襲いかかった。
お前を地獄に、H E L L 2 U。
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