まどほむ百合百合日記☆2
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「そう、そうなのね」
杏子「?」
まあ、杏子にとっては普通の行いなのかもしれない。私には考えられないけど。
それから、魔女を探し続けて、30分くらいかしら。結界を見つけたわ。
マミ「ここね。いくわよ!」
さやか「はい!」
杏子「パパッと片付けるかぁ〜!」
ほむら「………」
今回の魔女は「本の魔女」。
その性質は妄想
使い魔は紙を集めること。
その名の通り、本の中のような空想の世界が舞台の結界。でも、
さやか「なによこれ…」
杏子「すげぇな…」
マミ「こんなことって…」
ほむら「………」
それのほとんどが絶望が蹂躙する世界。
絶望が世界を支配し、その絶大な力を無慈悲に使う。
物語の主人公がどれだけ屈強だろうと、最後にはやられる。
あるいは、絶望で終わる。
ハッピーエンドの物語は一切ない。
ほむら「行きましょう。」
杏子「あ、ああ…」
さやか「………」
マミ「早く倒してしまいましょう…」
その物語の主人公がアニメの中の人みたいな、仮想で作ったものなら、大したことはなかった。
でも、その本の中から見えるのは、「私達」
まあ、無視していれば問題はなかったわ。その本が使い魔だったの。それで絶望するのを確認してから襲うのだと思う。無視するのも辛かったわ…何度も何度もまどかが死んでいたの…。それから歩いていくと、魔女を見つけた。魔女の攻撃自体大したことなかったの。だけど、精神的に大打撃を受けたわ…。それでもなんとか倒したのだけど。
だから、すぐにまどかに電話してしまったのよね。不安になってしまって…ごめんなさい。
精神的に攻撃してくるなんて始めてだったわ…。
まどか、いつもありがとう。これからもよろしくね。
ほむらより
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11月12日
快晴
ほむらちゃん…がんばったんだね…
週末にさ、どこか遊びに行こうよ!
そんな不安、私のギュッで忘れさせてあげるもん。
それに、どんな理由だとしても、ほむらちゃんが電話してくれた事実は変わらないし、ほむらちゃんの理由だと、なんだか私のことを頼ってくれてるみたいで嬉しかった♪本当は私が死んだんじゃないかって、不安になったんだろうけど、それでも不安に思ってくれるだけでも嬉しいよ。
あ、今日あったこと書かなきゃだね。
今日は学校では大したことしなかったね〜。
放課後にほむらちゃんと一緒に帰って、私とほむらちゃんとで一緒に遊んだね〜。すっごく楽しかったよ!ほむらちゃんはなんだか心配してるみたいだったけど、どうかしたの?私のことなら何も問題なんて無いよ!
今日は気温も低くて、ちょっと寒かったけど、ほむらちゃんにギュってしてたらあったかくて
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