海は青いし、大きいな
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大きなufoじゃないか?(ガンッ!)」
「グハァッ!手がぁああああ!」
「おおっと危ない、勿体無い!(パクッ!)」
「・・・貴様・・・俺のカキ氷を・・・!」
「捕ろうとしたおまえの自業自得だ。そもそも手をチョップされた位で離すな、カキ氷を」
「えい(聖火)」
「くあ(力が抜けた、浄化)」
ヒョイッ!パクリ・・・シャクシャクシャク
「お前・・・聖気はずりいだろッ!」
「お互い様だ」
「麗、おいしいですね」
「そうですね。とても」
「さて、そんな訳で×ゲームありの、向こうのブイまで競争対決〜」
ウオオオオ!
「負けた最後の二人は明様と私の言うことを何でもひとつ聞く〜!」
うぉおおおおお!
「ちょっと待て、その二人っておかしいだろッ!(能力者a)」
「そうだぞ、真の言うとおりだ!(能力者b)」
「貴方方二人は能力使用禁止ですよ」
「「・・・・・・」」
「では!はじめッ!」
「「いきなりかいッ!!!(能力者a&b)」
「人生に待ったはないですよ!」
「こうなったら、麗の思い通りになるかッ!(能力者a)」
「畜生!二人ってあきらかに特定だろっ!(能力者b)」
ダダッ!!!
「貴様ら!いかせんぞ!」
「そうよ!不器用なお嬢様のために死に・・・もとい生贄になりなさい!」
『フォーメーション・玄武!』
ザッツ!
「なんだこの訓練したような隙のねぇ構えは!(能力者b)」
「畜生!最初っから仕組んであっただろ!この勝負!(能力者a)」
『ハッツハハハハハ!一ミリも進めまい!』
「「じゃまだぁああ!」」
『ええええええ』
ドカドカドカドカドカドカ!
「・・・・・とりあえず能力使ったので、失格でいいですよね・・・・(仕掛け主a)」
「・・・・ハイ・・・多分。SPたちには申し訳ないですが・・・(仕掛け主b)」
・・・魂を抜かれながらも十分に楽しんでいた宏助と真だが、ココで明と麗の言うことを何でも聞くことになってしまった。
「「海は広いなぁ・・・」」
宏助と真の魂の呟きは、そこで途絶えた。
バタッ
更に一時間後
「さて、帰りますか」
「帰りましょう。宏助さん」
「「ハイ・・・・・」」
既に灰と化した宏助と真は、麗と明に連れられて、浜辺から離れようとする。そこへ・・・
「やぁ。明さん、こんにちは」
・・・見知らぬ男が馴れ馴れしく声を掛けてきた。
年は宏助と同じくらいだろうか。同じじゃないと言えば、雰囲気だ。
男は相当の美男で、
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