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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第十六話 廃校鬼ごっこ
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ある階段を使って下の階に下りる。

ナ「おい!あれ何なんだよっ!?」

追いかけてくる幽霊の数はさっきよりも倍に増えた。

シ「エルザ!ここ何階か分かるかっ!?」

エ「たぶん、4階だ。」

ウェ「私達、ずっと校舎内を行ったり来たりしてましたから。」

グ「それは俺達もだ。」

あんなに走り回ってたのに、合流するのにこんなに時間が掛かるとはね・・・

シャ「このまま1階に行けば、外に出られるんじゃないかしら?」

ナ「おしっ!そうと決まったら1階まで逃げ切るぞっ!!」

ナツは更にスピードを上げた。

ハ「ところでルーシィ、何でシンにお姫様抱っこされてるの?」

ル「えっ?」

ハ「もしかして、でぇきてるぅ〜?」

ル「そんなんじゃないからっ!!」

シ「///////////////////」

ちょっと!何で赤くなってるのよっ!?ていうかもう下ろしてぇ〜!!

*****************************************************************************************

ナ「うおおぉぉおぉああぁあああぁぁぁぁぁああぁぁぁっ!!!」

ウェ「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」

ハ「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」



4階→3階



グ「ぐおぉぉおおおぉあああぁぁぁぁああああっ!!」

エ「くぅぅぅっ!」

シャ「しつこいわねっ!!」



3階→2階



ル「キャアアアアァアァァァアアアアアァァアアアァァッ!!!」

シ「走れえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」



2階→1階



ふらふらで、汗だくになりながら、私達はやっとの思いで1階に辿り着けた。でも、まだ幽霊達は追ってくる。その時、ずっと一定の速さで私達の事を追いかけていた幽霊達のスピードが急にグゥ〜ンと上がった。

エ「まさか!最初から疲れ切った私達を捕まえる気だったのかっ!?」

グ「ちっ。幽霊なのに随分と冴えてるじゃねぇか。」

ナ「お前等卑怯だぞっ!!」

やっと1階に来たのに〜!!すると、

ウェ「皆さん!あれって!!」

ウェンディの声で前を見ると、私達がここに来る時に通った玄関が見えた。すると、さっきスピードを上げた幽霊達が更に更にスピードをグゥ〜ンと上げた。

シ「まだ速くなるのかっ!?」

ハ「ずるいよぉ〜!」

シャ「テいうか、このままじゃ、捕まっちゃうわよっ!!」

ル「そ、そんな・・・」

出口はもう目と鼻の先なのに・・・!私は足を止めずに目を閉じた。その時、



?「『幽封壁』。」




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